2025.05.05
◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)2日目
関西インカレ(T&Fの部)2日目が行われ、女子100mは永石小雪(立命大4)が11秒62(-0.1)の自己新で初優勝を飾った。
予選、準決勝、さには4×100mリレー予選と伸びやかな動きを見せていたが、決勝では鋭いスタートが光った。4レーンから30m付近で早くもトップに立つと、右隣のワールドユニバーシティゲームズ代表推薦で2連覇を狙った奥野由萌(甲南大4)の追い上げを許さない。0.06秒差で振り切り、そのままフィニッシュラインを駆け抜けた。
タイムは佐賀北高3年時に出した11秒65を上回る4年ぶりの自己新。 「優勝目指してやってきたんですけど、ここまで4年かかったなって、ゴールしてすぐに思いました。ベスト更新は視野に入れていたけど、高校3年生から自己ベストを出せていなかった。関西インカレという場で出せてすごくうれしいです」と涙があふれた。
高校時代はインターハイ、U20日本選手権の2冠に輝き、高校最速女王の称号を引っさげて立命大に入学した。だが、「大学の半分以上ケガでうまくいかないことばっかりだった」となかなか思うような結果を出せない日々が続いた。だからこそ、「それを思い出して、全部ひっくるめてこの優勝なんだなと思います」と永石は、時折声を詰まらせながら振り返る。
4月末の日本学生個人選手権で追い風参考ながら11秒59(+2.4)をマークして2位を占めるなど、大学最終学年で再び輝きを取り戻しつつある永石。苦難を乗り越え、ここから快走劇を見せていく。
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