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2025.05.03

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800m落合晃が圧巻の1分45秒16!自己2番目の快走「成長を感じています」/静岡国際
800m落合晃が圧巻の1分45秒16!自己2番目の快走「成長を感じています」/静岡国際

25年静岡国際男子800mで優勝した落合晃

◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、男子800mは日本記録(1分44秒80)保持者の落合晃(駒大)が連覇を飾った。

滋賀学園高3年だった前回、当時高校新となる1分46秒54を出していた落合。それから1年、1秒以上も上回る1分45秒16の優勝記録は自己2番目であり、パフォーマンス日本歴代2位。それでも「世界選手権の参加(1分44秒50)を目指していたのですが、届かなかったので今回は最低限です」と唇を噛んだ。

1周目は51秒で入り、これは日本新を出した前回のインターハイと同じくらいのタイム。だが、「納得はいかない。もっと余裕を持って入らないといけないですし、後半もバタついてしまって、ラスト100mも動きが固まってしまいました」。レース後に中国にいる大八木弘明総監督からも電話があり、同じように指摘されたという。

すっかり駒大のユニフォームと伸びた髪が定着した落合。環境が変わって数レースとなり、日本学生個人選手権でも1分45秒88をマーク。「1年前よりも仕上がっていますし、スタミナ面などもついているのは成長を感じています」。今後はアジア選手権、日本選手権と重要なレースが続くが「自分でレースを作るのは得意。記録も出していきたい」と力を込めた。

◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、男子800mは日本記録(1分44秒80)保持者の落合晃(駒大)が連覇を飾った。 滋賀学園高3年だった前回、当時高校新となる1分46秒54を出していた落合。それから1年、1秒以上も上回る1分45秒16の優勝記録は自己2番目であり、パフォーマンス日本歴代2位。それでも「世界選手権の参加(1分44秒50)を目指していたのですが、届かなかったので今回は最低限です」と唇を噛んだ。 1周目は51秒で入り、これは日本新を出した前回のインターハイと同じくらいのタイム。だが、「納得はいかない。もっと余裕を持って入らないといけないですし、後半もバタついてしまって、ラスト100mも動きが固まってしまいました」。レース後に中国にいる大八木弘明総監督からも電話があり、同じように指摘されたという。 すっかり駒大のユニフォームと伸びた髪が定着した落合。環境が変わって数レースとなり、日本学生個人選手権でも1分45秒88をマーク。「1年前よりも仕上がっていますし、スタミナ面などもついているのは成長を感じています」。今後はアジア選手権、日本選手権と重要なレースが続くが「自分でレースを作るのは得意。記録も出していきたい」と力を込めた。

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