2025.04.12
◇第33回金栗記念(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、女子3000m障害は齋藤みう(パナソニック)が自己新となる9分39秒46で優勝した。
日体大を卒業して、パナソニックのユニフォームのお披露目も「ジャージを脱いだ時に、あんまり変わらなくて」と同じブルーのユニフォームにはにかんだ。
スタート直後は西山未奈美(三井住友海上)につくかたちとなるが、中間点あたりで先頭に立つ。タイムを意識しつつも、5月のアジア選手権選考レースということもあり「代表を勝ち取るのが目標」と順位を狙っていた。
そうしたレースでも日本歴代5位の自己新。3月に豪州で出した自己記録(9分41秒57)から2秒も更新した。
1月末から実業団の練習に参加しており、「かなり質が上がりました」。まだまだ「練習で一生懸命になってしまうところもある」と言うが、「それを乗り越えた先に代表がある」と歯を食いしばって食らいついた結果が、2戦連続自己新につながった。
「最初から出られないところや、ラスト上げられないと勝負できない」と課題も明確。電子ペーサーが日本記録(9分33秒93)を示していたこともあり「早狩(実紀)さんはあそこにいたんだ」とイメージしながらの力走。「そこ(日本記録)を切るのを一つの目標に、課題を見つめ直して東京世界選手権に向かっていきたい」と力を込めた。
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