HOME 海外

2025.02.08

ミハンボが今季世界最高の7m07 女子砲丸投・ミトンは20m68の自己タイ/WA室内ツアー
ミハンボが今季世界最高の7m07 女子砲丸投・ミトンは20m68の自己タイ/WA室内ツアー

22年オレゴン世界選手権女子走幅跳で2連覇を飾っているミハンボ

2月7日、ドイツ・カールスルーエで世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド第5戦のINIT室内競技会カールスルーエが行われた。女子走幅跳では東京五輪金、パリ五輪銀のM.ミハンボ(ドイツ)が出場し、今季世界最高となる7m07で優勝を飾った。

ミハンボはこれが今季2戦目。1試合目は6m79で勝利して、地元の大会に臨んでいた。1回目ファウル、2回目に6m08と失敗跳躍が続いたが、3回目のパスの後に仕切り直した4回目で今季世界初の7mオーバーのジャンプを見せた。シーズン早々に世界リストトップに立ったミハンボは「ここでトップに立つとは思ってなかったのでうれしい。日曜にも試合を控えているし、試技数を抑えたけど、調子は良い」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます

有力者が集まった女子砲丸投では最終投てきで自己タイ、室内北米新となる20m68をプットしたS.ミトン(カナダ)が逆転勝ち。23年世界選手権銀メダリストのミトンは、昨年のパリ五輪では決勝に進出したものの、12位と苦杯をなめた。それでも、秋のダイヤモンドリーグでは20m25で優勝を飾り、実力を示している。

さらに22年世界選手権銅メダルのJ.スキルダー(オランダ)が20m09で2位、世界選手権で2度優勝のC.ジャクソン(米国)が20m06で続き、室内競技会では1991年世界室内選手権以来となる上位3人の20m台プットに会場は沸いた。

トラックでは男子3000mでS.ニールセン(オランダ)が7分37秒10で1位となり、オランダ記録も更新。男子1500mは昨年の世界室内選手権8位の実績を持つS.ピルストローム(スウェーデン)が3分35秒62で制している。

2月7日、ドイツ・カールスルーエで世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド第5戦のINIT室内競技会カールスルーエが行われた。女子走幅跳では東京五輪金、パリ五輪銀のM.ミハンボ(ドイツ)が出場し、今季世界最高となる7m07で優勝を飾った。 ミハンボはこれが今季2戦目。1試合目は6m79で勝利して、地元の大会に臨んでいた。1回目ファウル、2回目に6m08と失敗跳躍が続いたが、3回目のパスの後に仕切り直した4回目で今季世界初の7mオーバーのジャンプを見せた。シーズン早々に世界リストトップに立ったミハンボは「ここでトップに立つとは思ってなかったのでうれしい。日曜にも試合を控えているし、試技数を抑えたけど、調子は良い」と話した。 有力者が集まった女子砲丸投では最終投てきで自己タイ、室内北米新となる20m68をプットしたS.ミトン(カナダ)が逆転勝ち。23年世界選手権銀メダリストのミトンは、昨年のパリ五輪では決勝に進出したものの、12位と苦杯をなめた。それでも、秋のダイヤモンドリーグでは20m25で優勝を飾り、実力を示している。 さらに22年世界選手権銅メダルのJ.スキルダー(オランダ)が20m09で2位、世界選手権で2度優勝のC.ジャクソン(米国)が20m06で続き、室内競技会では1991年世界室内選手権以来となる上位3人の20m台プットに会場は沸いた。 トラックでは男子3000mでS.ニールセン(オランダ)が7分37秒10で1位となり、オランダ記録も更新。男子1500mは昨年の世界室内選手権8位の実績を持つS.ピルストローム(スウェーデン)が3分35秒62で制している。

【動画】室内競技会カールスルーエのダイジェスト

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top