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2025.02.02

「丸亀を新たなスタートに」 加世田梨花が1時間7分53秒で日本人トップの5位/丸亀ハーフ
「丸亀を新たなスタートに」 加世田梨花が1時間7分53秒で日本人トップの5位/丸亀ハーフ

25年丸亀ハーフマラソンで女子日本人トップとなった加世田梨花

女子ハーフマラソン日本歴代10傑

1時間6分38秒 新谷仁美(積水化学)   20年
1時間7分26秒 福士加代子(ワコール)  06年
1時間7分43秒 野口みずき(シスメックス)06年
1時間7分53秒 加世田梨花(ダイハツ)  25年
1時間7分55秒 鈴木亜由子(日本郵政グループ) 19年
1時間8分03秒 五島莉乃(資生堂)    22年
1時間8分11秒 赤羽有紀子(ホクレン)  08年
1時間8分13秒 安藤友香(ワコール)   22年
1時間8分21秒 吉薗栞(天満屋)     24年
1時間8分25秒 伊澤菜々花(スターツ)  24年

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月2日/香川・丸亀) 第77回香川丸亀国際ハーフマラソンが行われ、女子は1位オマレ・ドルフィン・ニャボケ(ユニクロ/ケニア)が大会新記録の1時間6分05秒で優勝した。加世田梨花(ダイハツ)が日本歴代4位の1時間7分53秒で日本人トップの5位に入った。 レースを終えた加世田の表情は明るかった。「しっかり(1時間)7分台という目標をクリアできたので、今の力はしっかりと結果で表すことができました」と振り返った。 昨年の名古屋ウィメンズマラソン後は「一度陸上から離れたこともあった苦しいシーズンでした」と吐露。「調子を戻してこられて、丸亀を新たなスタートとする走りができました」と前を向けるようになった。 ここ2、3年はアキレス腱の痛みを抱えながらの練習が続いた。しかし、治療やリハビリの結果、「痛みもあまり出ずにトレーニングが継続できています。それがこの走りにつながりました」と話す。 1月22日に小林渉(NTT西日本)との結婚発表後、初のレースとなった。「一緒に頑張りたいと思って、やっと前を向いて2人で高い目標に向かって切磋琢磨する関係になれてきています。お互いに支え合って、頑張っていきたいです」と笑う。 3月の名古屋でマラソンに挑む。「この前の大阪の記録は絶対に超えないといけないですし、2時間20分は切っていかないといけません。さらに調子を上げて、自己ベストを大幅に更新できる走りがしたいです」。23年ブダペスト世界選手権代表の実力者が、再び代表切符に挑戦する。

女子ハーフマラソン日本歴代10傑

1時間6分38秒 新谷仁美(積水化学)   20年 1時間7分26秒 福士加代子(ワコール)  06年 1時間7分43秒 野口みずき(シスメックス)06年 1時間7分53秒 加世田梨花(ダイハツ)  25年 1時間7分55秒 鈴木亜由子(日本郵政グループ) 19年 1時間8分03秒 五島莉乃(資生堂)    22年 1時間8分11秒 赤羽有紀子(ホクレン)  08年 1時間8分13秒 安藤友香(ワコール)   22年 1時間8分21秒 吉薗栞(天満屋)     24年 1時間8分25秒 伊澤菜々花(スターツ)  24年

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