2025.01.30
1月29日、WA室内ツアー・ゴールド第2戦のベオグラード室内がセルビア・ベオグラードで行われ、男子走幅跳でT.モントラー(スウェーデン)が8m23で優勝を飾った。
28歳のモントラーは22年世界室内銀メダリスト。これまで欧州室内選手権でも銀メダルを3度獲得しているが、いずれもM.テントグルー(ギリシャ)の前に敗れていた。この日は4回目まで7m97が最高だったが、5回目に8m23をジャンプし、逆転勝ちを納めている。
一方、東京五輪、パリ五輪と2大会連続で金メダルに輝いているテントグルーは、1回目から7m56と精細を欠き、5回目にようやく8m台となる8m05をマーク。それでもパリ五輪ブルガリア代表のB.サラボユコフらにも及ばず4位にとどまった。テントグルーが3位以内に入れなったのは、2019年以降では初めてのことだった。
接戦となった男子60mでは18年世界室内銅メダルのベテラン・R.ベイカー(米国)が6秒53と大会新記録で優勝。R.ブジュ(オランダ)を0.03秒差で抑えた。女子60mはZ.ドッソ(イタリア)が7秒12で制している。また、女子60mハードルはパリ五輪100mハードル4位のN.フィッサー(オランダ)が7秒86と大会記録を塗り替えて1位に輝いた。
女子走高跳では地元のA.トピッチ(セルビア)がただ1人1m92に成功。トピッチは18歳だった23年ブダペスト世界選手権で7位に入賞し、昨年のU20世界選手権では金メダルに輝いている。父は走高跳で世界ジュニア選手権、福岡ユニバーシアードを制したドラグティンさん、母は09年世界選手権三段跳銀メダリストのビリャナさんというアスリート一家で、同国のホープとして注目を集めている。
【動画】ベオグラード室内ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=wdZbaCPExTQ&t=60s
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.10
日本学生女子ハーフに前回Vの野田真理耶、名城大・原田紗希、立命大・土屋舞琴らがエントリー
-
2025.02.09
-
2025.02.09
2025.02.09
中大が大会新でV 6区間中3区間で区間賞 2位神奈川大、3位駒大/富士宮駅伝
2025.02.04
ミズノが盗撮対策ユニフォームを発表 オーダーシステムで購入可能 競技場での迷惑撮影対策へ
-
2025.02.09
-
2025.02.06
-
2025.02.09
-
2025.02.09
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
-
2025.02.02
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.02.09
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.10
日本学生女子ハーフに前回Vの野田真理耶、名城大・原田紗希、立命大・土屋舞琴らがエントリー
日本学連は2月10日、ワールドユニバーシティゲームズ(7月・ドイツ)の代表選考会を兼ねた第28回日本学生女子ハーフマラソン選手権(3月16日/島根・松江)のエントリー選手を発表した。 大会には65人がエントリーし、前回大 […]
2025.02.10
パリ五輪女子砲丸投金のオグンレイェが19m78 走高跳のウ・サンヒョクが今季世界最高2m31/WA室内ツアー
2月9日、ドイツ・デュッセルドルフで世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーのISTAF室内デュッセルドルフが行われ、女子砲丸投ではパリ五輪金メダルのY.オグンレイェ(ドイツ)19m78で優勝した。オグンレイェは現在26歳。 […]
2025.02.10
女子棒高跳・大坂谷明里が日本歴代10位タイ4m20、小林美月は4m10の自己サードベストタイ
2月8日、9日の両日、香川県の観音寺市立総合体育館で第43回香川室内跳躍競技会が行われ、大坂谷明里(園田学園女大)が4m20で優勝。自己記録を5cm更新し、日本歴代10位タイ、学生歴代4位タイにランクインした。 大学4年 […]
2025.02.10
“元陸上部” なにわ男子・西畑大吾さんが大学対校男女混合駅伝の大会アンバサダーに就任 「素直な気持ちをお伝えしたいです」
2月16日に、大阪で開催される第5回全国大学対校男女混合駅伝の主催者は、大会アンバサダーになにわ男子・西畑大吾さんが就任したことを発表した。 西畑さんは中学校に陸上部に所属していた陸上経験者。専門は短距離やハードル種目だ […]
Latest Issue
最新号

2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝