2025.01.02
◇第101回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
第101回箱根駅伝が行われ、2区は東京国際大・リチャード・エティーリ(2年)が1時間5分31秒の区間新記録で区間賞に輝いた。
5000m、10000m、20km、ハーフマラソンで学生記録を持つエティーリ。初登場となった箱根路で14位でタスキを受けると、ぐんぐんと前を行くランナーを抜いていく。
7.4km付近で3位の駒大・篠原倖太朗(4年)に追いつき並走すると、2位の早大・山口智規(3年)を捕らえる。16km手前で篠原を突き放して独走。最後はともに従来区間記録を上回った青学大・黒田朝日(3年)と創価大・吉田響(4年)に追い上げられたが、区間賞は譲らなかった。
前回は予選会で転倒もあり、チームはわずか3秒差で涙を飲んだ。今回も予選会では脇腹痛の影響で個人11位と不本意な結果が続いていた。初の箱根路で驚異的な走りを見せ、「とてもうれしいです。とても、とてもタフでした」と話していた。
東京国際大は昨年11月に、創部から携わった横溝三郎監督が肝臓がんのため84歳で逝去。今大会は左胸に喪章を着用して臨んでいる。
箱根駅伝2025 2区区間上位成績をチェック!
1位 R.エティーリ(東京国際大2) 1.05.31 2位 吉田響(創価大4) 1.05.43 3位 黒田朝日(青学大3) 1.05.44 =以上区間新 4位 篠原倖太朗(駒大4) 1.06.15 5位 山中博生(帝京大4) 1.06.23 6位 吉田礼志(中央学大4) 1.06.24 7位 馬場賢人(立教大3) 1.06.32 8位 溜池一太(中大) 1.06.39 9位 平林清澄(國學院大4) 1.06.39 10位 J.ムトゥク(山梨学大3) 1.06.55RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025