HOME 駅伝

2025.01.01

住友電工・田村和希が復活告げる4年ぶり区間賞!「駅伝が好き、とても楽しい」/ニューイヤー駅伝
住友電工・田村和希が復活告げる4年ぶり区間賞!「駅伝が好き、とても楽しい」/ニューイヤー駅伝

25年ニューイヤー駅伝3区区間賞の田村和希(住友電工)

◇第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km)

ニューイヤー駅伝が行われ、連覇を狙うトヨタ自動車が待望のトップで中継した。

区間トップに輝いたのは住友電工・田村和希。13位で受けたタスキを一気に4位まで押し合げ、42分58秒で旭化成・葛西潤を2秒抑えた。

広告の下にコンテンツが続きます

距離変更前の21年以来2度目の3区区間賞に、「15位ぐらいで来ると思っていたので、僕が入賞圏内にもっていければと思っていたので良かった」と笑顔で振り返った。

21年東京五輪代表を懸けた20年12月の日本選手権10000mで当時日本歴代3位の27分28秒92をマークしながら、参加標準記録にあと一歩届かず、代表入りを逃した。

その後はケガなどで苦しみ、本来の走りをなかなか取り戻せなかったが、青学大では箱根駅伝で2度区間賞など、「駅伝が好き、とても楽しい」と“駅伝男”の実力を発揮した。

9月、再び巡ってくる東京で世界大会が巡ってくる。東京世界選手権へ、飛躍の一歩を踏み出した。

◇第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝が行われ、連覇を狙うトヨタ自動車が待望のトップで中継した。 区間トップに輝いたのは住友電工・田村和希。13位で受けたタスキを一気に4位まで押し合げ、42分58秒で旭化成・葛西潤を2秒抑えた。 距離変更前の21年以来2度目の3区区間賞に、「15位ぐらいで来ると思っていたので、僕が入賞圏内にもっていければと思っていたので良かった」と笑顔で振り返った。 21年東京五輪代表を懸けた20年12月の日本選手権10000mで当時日本歴代3位の27分28秒92をマークしながら、参加標準記録にあと一歩届かず、代表入りを逃した。 その後はケガなどで苦しみ、本来の走りをなかなか取り戻せなかったが、青学大では箱根駅伝で2度区間賞など、「駅伝が好き、とても楽しい」と“駅伝男”の実力を発揮した。 9月、再び巡ってくる東京で世界大会が巡ってくる。東京世界選手権へ、飛躍の一歩を踏み出した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top