2024.12.27
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前〜富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km)
大学女子駅伝の2大タイトルの一つで、年末を彩る富士山女子駅伝が12月30日に行われる。上位候補チームや注目選手をチェックしていこう。
まずは大会6連覇中の名城大。前回は1区区間賞の柳樂あずみ(現3年)から一度もトップを譲らぬ完全優勝を果たした。
昨年まで全日本大学女子駅伝との2冠を6年続けた絶対女王。だが、今季はなかなかコンデションが整わず、全日本大学女子駅伝ではまさかの5位と悔しさを味わった。
エースで主将の谷本七星(4年)は全日本で気を吐いて6区区間2位の力走。前回は最長区間の5区で優勝を決定づける走りをしており、今回も『駅伝力』を発揮しそう。
名城大のカギを握るのは3年生だろう。柳樂、石松愛朱加、米澤奈々香、原田紗希といった面々の復調が不可欠。逆を言えば、実力通りの力を発揮すれば頂点に近づく。
その名城大らを全日本で破り、9年ぶりに奪還を果たした立命大。しかも大会新という圧巻のタスキリレーだった。主将でエースの村松灯(4年)が3区、注目ルーキーの山本釉未(1年)が2区で区間賞。優勝メンバー全員が登録された。前回は後半区間で苦しんだだけに、前半からしっかり先行し、後半をしのぎたいところ。
前進大会から、選抜女子駅伝は第1回から6連覇を含み、過去18中11回の優勝を誇る立命大。2017年以来の覇権はなるか。
全日本で2位だった大東大も有力。留学生のサラ・ワンジル(2年)は12月に5000m15分00秒68の学生新と絶好調で、全日本1区区間賞の野田真理耶、4区区間賞の蔦野萌々香と2年生が充実している。主要区間は安心できるため、つなぎ区間が粘って勝機をうかがう。
全日本3位の城西大は下級生に勢いがある。ルーキーの沖田梨花、本澤美桜は全日本でも力走している。金子陽向(3年)、兼子心晴(同)らの調子も浮沈を左右しそう。
前回2位に入った日体大は大エースの山﨑りさ(4年)と3000m障害で活躍する齋藤みう(4年)が牽引。齋藤は5000mでも15分27秒45の自己新を出すなど好調だ。
前回5位の大阪学大にはワールドユニバーシティゲームズ代表の永長里緒(4年)がいる。また、5区区間記録保持者の不破聖衣来(拓大)は最後の学生駅伝でどんな走りを見せるか。日本学連選抜の小川陽香(立教大)も注目ランナーの1人だ。
雪化粧する霊峰・富士を背に、年末を彩る富士山女子駅伝は12月30日10時にスタート。9時55分からフジテレビで中継される。
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