HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.12.13

ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実
ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実

オンライン取材に応じた佐藤圭汰(駒大) 提供写真

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。

前回、3区区間2位の力走を見せたものの、青学大・太田蒼生(4年)との競り合いに敗れた佐藤圭汰(3年)。「逆転されて今までにないくらい悔しかったです」。その悔しさをバネに、ショートトラック(室内)での5000m日本新を出すなど、飛躍となるはずだった。

広告の下にコンテンツが続きます

しかし、恥骨の疲労骨折が見つかり長期離脱。目指したパリ五輪への挑戦さえできなかった。

「10月の中旬から練習を再開し、本格的にポイント練習に復帰したのは11月です」と明かし、「フォームが悪かったことからケガをしたので、身体の使い方やフォーム改善に力を注いでいます。前よりパワーアップしています」と手応えをつかむ。

5000mで世界大会メダルを目指している佐藤。「1500m、3000m、5000mの日本記録を出したい」とトラックで世界を見据えているが、そのためには「日本人が誰も達していないレベルにならないといけない」とし、箱根でも圧倒的な力を見せる構えだ。

希望する区間は前回同様に3区。「チームのためにしっかり走りたい。箱根では絶対にインパクトのある走りをしたいです」と逆襲を誓った。

前回4区で苦しい走りとなり、涙を流した山川拓馬(3年)。「昨年の全日本大学駅伝後は不調となり、練習を思うように詰めませんでした」と振り返り、「今年は順調で、距離走もでき、昨年以上の走りができる」と調子の良さを感じさせる。実際、全日本では8区区間賞で圧巻の追い上げを見せた。

箱根では1年時に5区を務めた山川。今回は「2区か5区」とエース区間に回る可能性もある。

将来は「マラソンで世界で活躍するのが目標」で、そのためには「箱根での20kmで
勝てないと世界で戦えない」と圧倒的な力を見せるつもりだ。

昨年は全日本大学駅伝後にインフルエンザとなり、箱根を逃した伊藤蒼唯(3年)は、「9区」を志望。「下り基調ですし、裏のエース区間。残り1区間で、最後の人が少しでも楽になるように」走るつもり。

前回は6区の付き添いに周り、「悔しさがあった。あの日のことを1日も忘れたことはない」。だからこそ、「ここまでケガなくできました」と成長の糧とした。

今季は持ち味の「攻めの走りができている」と伊藤。任された区間でスピードを解放する。

順調ぶりを見せる3年生トリオ。駒大の王座奪還に欠かせないピースがそろった。

第101回箱根駅伝は1月2日に往路、3日に復路が行われる。

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 前回、3区区間2位の力走を見せたものの、青学大・太田蒼生(4年)との競り合いに敗れた佐藤圭汰(3年)。「逆転されて今までにないくらい悔しかったです」。その悔しさをバネに、ショートトラック(室内)での5000m日本新を出すなど、飛躍となるはずだった。 しかし、恥骨の疲労骨折が見つかり長期離脱。目指したパリ五輪への挑戦さえできなかった。 「10月の中旬から練習を再開し、本格的にポイント練習に復帰したのは11月です」と明かし、「フォームが悪かったことからケガをしたので、身体の使い方やフォーム改善に力を注いでいます。前よりパワーアップしています」と手応えをつかむ。 5000mで世界大会メダルを目指している佐藤。「1500m、3000m、5000mの日本記録を出したい」とトラックで世界を見据えているが、そのためには「日本人が誰も達していないレベルにならないといけない」とし、箱根でも圧倒的な力を見せる構えだ。 希望する区間は前回同様に3区。「チームのためにしっかり走りたい。箱根では絶対にインパクトのある走りをしたいです」と逆襲を誓った。 前回4区で苦しい走りとなり、涙を流した山川拓馬(3年)。「昨年の全日本大学駅伝後は不調となり、練習を思うように詰めませんでした」と振り返り、「今年は順調で、距離走もでき、昨年以上の走りができる」と調子の良さを感じさせる。実際、全日本では8区区間賞で圧巻の追い上げを見せた。 箱根では1年時に5区を務めた山川。今回は「2区か5区」とエース区間に回る可能性もある。 将来は「マラソンで世界で活躍するのが目標」で、そのためには「箱根での20kmで 勝てないと世界で戦えない」と圧倒的な力を見せるつもりだ。 昨年は全日本大学駅伝後にインフルエンザとなり、箱根を逃した伊藤蒼唯(3年)は、「9区」を志望。「下り基調ですし、裏のエース区間。残り1区間で、最後の人が少しでも楽になるように」走るつもり。 前回は6区の付き添いに周り、「悔しさがあった。あの日のことを1日も忘れたことはない」。だからこそ、「ここまでケガなくできました」と成長の糧とした。 今季は持ち味の「攻めの走りができている」と伊藤。任された区間でスピードを解放する。 順調ぶりを見せる3年生トリオ。駒大の王座奪還に欠かせないピースがそろった。 第101回箱根駅伝は1月2日に往路、3日に復路が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.01.24

全日本実業団ハーフのエントリー発表!男子は細谷恭平、市山翼、女子は樺沢和佳奈、川村楓らが登録 女子10kmには山本有真

日本実業団連合は1月23日、第54回全日本実業団ハーフマラソン(2月8日/山口)のエントリー選手を発表した。 男子は前回大会で優勝を飾った市山翼(サンベルクス)が招待選手としてエントリー。前回入賞の田中秀幸(トヨタ自動車 […]

NEWS 日本郵政グループ・大西ひかりが引退 「たくさんのご声援、本当にありがとうございました」23年アジア大会マラソン代表

2026.01.24

日本郵政グループ・大西ひかりが引退 「たくさんのご声援、本当にありがとうございました」23年アジア大会マラソン代表

1月23日、日本郵政グループは、所属する大西ひかりが1月をもって退部し、現役を引退することを発表した。 大西は兵庫県出身の25歳。播磨中で陸上を本格的に始め、3年生だった2015年には全中1500mで4位に入賞するなど、 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始」

2026.01.23

編集部コラム「年末年始」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 中島佑気ジョセフに立川市市民栄誉表彰「地道に一歩ずつ頑張ることが大事」母校凱旋に熱烈歓迎、卒業文集に書いた夢明かす

2026.01.23

中島佑気ジョセフに立川市市民栄誉表彰「地道に一歩ずつ頑張ることが大事」母校凱旋に熱烈歓迎、卒業文集に書いた夢明かす

男子400m日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(富士通)が、地元の立川市から市民栄誉表彰が授与された。 昨年の東京世界選手権では、予選で44秒44の日本新を出すと、準決勝では組2着に入って1991年東京大会の高野進以来とな […]

NEWS 招待選手が抱負!上杉真穂「全力を出し切る」西村美月「これからにつなげる」伊澤菜々花「心を燃やして」前回の雪辱へ/大阪国際女子マラソン

2026.01.23

招待選手が抱負!上杉真穂「全力を出し切る」西村美月「これからにつなげる」伊澤菜々花「心を燃やして」前回の雪辱へ/大阪国際女子マラソン

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇した。 22年にこの大会で2位に入るなど国内では実績と経験のある上杉真穂(東京メトロ)は、「練習も順 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top