HOME 国内、海外

2024.12.12

世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

24年パリ五輪代表の川野将虎

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。

10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同種目は22年世界選手権から世界大会で実施されており、世界陸連は23年1月以降に2時間22分00秒を切った場合に世界記録として認めるとしていたが、これまでこの記録を上回る選手がいなかった。

男子35km競歩ではV.カナイキン(ロシア)が2006年のロシア冬季選手権で2時間21分31秒をマークしているが、世界記録認定に必要な条件を満たしていないことから、世界最高記録として扱われている。なお、カナイキンはその後ドーピング違反により、出場停止処分を受けている。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、パリ五輪で誕生した男子棒高跳A.デュプランティス(スウェーデン)の6m25、女子400mハードルS.マクローリン・レブロン(米国)の50秒37、男女混合リレー・米国の3分07秒41が世界記録として承認。女子10000mのB.チェベト(ケニア)が出した28分54秒14、シカゴマラソンでR.チェプンゲティチ(ケニア)がマークした2時間9分56秒(男女混合レース)も新たに世界記録として登録された。

五輪実施種目では、男子20km競歩の鈴木雄介が2015年に樹立した1時間16分36秒が世界記録として公認されている。

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同種目は22年世界選手権から世界大会で実施されており、世界陸連は23年1月以降に2時間22分00秒を切った場合に世界記録として認めるとしていたが、これまでこの記録を上回る選手がいなかった。 男子35km競歩ではV.カナイキン(ロシア)が2006年のロシア冬季選手権で2時間21分31秒をマークしているが、世界記録認定に必要な条件を満たしていないことから、世界最高記録として扱われている。なお、カナイキンはその後ドーピング違反により、出場停止処分を受けている。 このほか、パリ五輪で誕生した男子棒高跳A.デュプランティス(スウェーデン)の6m25、女子400mハードルS.マクローリン・レブロン(米国)の50秒37、男女混合リレー・米国の3分07秒41が世界記録として承認。女子10000mのB.チェベト(ケニア)が出した28分54秒14、シカゴマラソンでR.チェプンゲティチ(ケニア)がマークした2時間9分56秒(男女混合レース)も新たに世界記録として登録された。 五輪実施種目では、男子20km競歩の鈴木雄介が2015年に樹立した1時間16分36秒が世界記録として公認されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.24

女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン

11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]

NEWS 七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福

2025.11.24

七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福

女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]

NEWS バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー

2025.11.24

バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー

11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]

NEWS 円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93

2025.11.24

円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93

聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]

NEWS 3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝

2025.11.24

3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top