12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。
10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同種目は22年世界選手権から世界大会で実施されており、世界陸連は23年1月以降に2時間22分00秒を切った場合に世界記録として認めるとしていたが、これまでこの記録を上回る選手がいなかった。
男子35km競歩ではV.カナイキン(ロシア)が2006年のロシア冬季選手権で2時間21分31秒をマークしているが、世界記録認定に必要な条件を満たしていないことから、世界最高記録として扱われている。なお、カナイキンはその後ドーピング違反により、出場停止処分を受けている。
このほか、パリ五輪で誕生した男子棒高跳A.デュプランティス(スウェーデン)の6m25、女子400mハードルS.マクローリン・レブロン(米国)の50秒37、男女混合リレー・米国の3分07秒41が世界記録として承認。女子10000mのB.チェベト(ケニア)が出した28分54秒14、シカゴマラソンでR.チェプンゲティチ(ケニア)がマークした2時間9分56秒(男女混合レース)も新たに世界記録として登録された。
五輪実施種目では、男子20km競歩の鈴木雄介が2015年に樹立した1時間16分36秒が世界記録として公認されている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.23
【大会結果】全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝/2025年11月23日)
-
2025.11.23
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.23
エディオン悲願の頂点 2位は前回覇者・日本郵政G、3位は積水化学 三井住友海上は6年ぶり、ユニクロは11年ぶりシード権/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]
2025.11.23
【大会結果】全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝/2025年11月23日)
【大会結果】第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) ●総合成績 1位 エディオン 2時間13分50秒 2位 日 […]
2025.11.23
エディオンが初優勝!32回目の出場で悲願、1区から先行、5区・細田で逆転の継走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]
2025.11.23
エディオン初Vへ首位返り咲き!細田あいが残り400m切って日本郵政グループを逆転/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、5区(10. […]
2025.11.23
3区区間賞は資生堂・五島莉乃!32分54秒の区間新で6人抜き、5年連続区間1位/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、3区(10. […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025