HOME 国内

2024.11.23

パリ五輪代表・太田智樹がトラック復帰レース28分12秒12「ちょっと戻ってきた」/八王子LD
パリ五輪代表・太田智樹がトラック復帰レース28分12秒12「ちょっと戻ってきた」/八王子LD

24年八王子ロングディスタンスに出場した太田智樹

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場)

男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、5組にパリ五輪代表の太田智樹(トヨタ自動車)が出場。28分12秒12の5着だった。

日本歴代2位の27分12秒53を持つ太田。5月に左アキレス腱を痛めた影響で、パリ五輪は29分12秒48で24位だった。ある程度のメニューを消化できるようになったのは「10月頃から」だと言う。

広告の下にコンテンツが続きます

2週間前に中部実業団対抗駅伝に出場して6区区間賞。トラックは五輪後の“復帰”レースだった。

序盤から28分10秒を目指すペースを引っ張り、後半は下がったものの安定感のある走りを見せた。

「駅伝から落とさずに練習の流れとして出た」と言い、「本当はもう少し引っ張りたかったですが、前に出たところで疲れがあって後半はきつくなりました」とやや悔しさも。

それでも、「前半は余裕を持って走れたので良かった。ちょっとは戻ってきたかな」と及第点を与えた。

アキレス腱の痛みは「ちょっと長引いた」と言い、レガシーハーフマラソンも回避。今は「無理しない程度になりますが順調です」。本来であれば今年度中にマラソン挑戦を掲げていたが、「夏に練習できなかったので様子を見ながら」とした。

今は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に照準を合わせ、「連覇を目標にしているので、貢献できる走りができれば」と見据えていた。

同レースでは野村優作(トヨタ自動車)が28分06秒03の1着。他にも丸山竜也が28分08秒40(3着)、湯浅仁が28分08秒82(4着)と力走しており、メンバー争いも熾烈となりそうだ。

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、5組にパリ五輪代表の太田智樹(トヨタ自動車)が出場。28分12秒12の5着だった。 日本歴代2位の27分12秒53を持つ太田。5月に左アキレス腱を痛めた影響で、パリ五輪は29分12秒48で24位だった。ある程度のメニューを消化できるようになったのは「10月頃から」だと言う。 2週間前に中部実業団対抗駅伝に出場して6区区間賞。トラックは五輪後の“復帰”レースだった。 序盤から28分10秒を目指すペースを引っ張り、後半は下がったものの安定感のある走りを見せた。 「駅伝から落とさずに練習の流れとして出た」と言い、「本当はもう少し引っ張りたかったですが、前に出たところで疲れがあって後半はきつくなりました」とやや悔しさも。 それでも、「前半は余裕を持って走れたので良かった。ちょっとは戻ってきたかな」と及第点を与えた。 アキレス腱の痛みは「ちょっと長引いた」と言い、レガシーハーフマラソンも回避。今は「無理しない程度になりますが順調です」。本来であれば今年度中にマラソン挑戦を掲げていたが、「夏に練習できなかったので様子を見ながら」とした。 今は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に照準を合わせ、「連覇を目標にしているので、貢献できる走りができれば」と見据えていた。 同レースでは野村優作(トヨタ自動車)が28分06秒03の1着。他にも丸山竜也が28分08秒40(3着)、湯浅仁が28分08秒82(4着)と力走しており、メンバー争いも熾烈となりそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.02

金沢学大附が1、2年生メンバーで制し初の都大路へ 男子は遊学館が1区から飛び出し17連覇/石川県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた石川県高校駅伝は11月2日、小松市のこまつドーム駅伝コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は金沢学大附が1時間14分21秒で初優勝し、全国大会出場権を手にした。男子(7区間42.19 […]

NEWS 作新学院がアンカーで逆転し2年連続都大路 女子は宇都宮文星女がオール区間賞で6連覇/栃木県高校駅伝

2025.11.02

作新学院がアンカーで逆転し2年連続都大路 女子は宇都宮文星女がオール区間賞で6連覇/栃木県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた栃木県高校駅伝が11月2日、佐野市の清酒開華スタジアム(佐野市運動公園陸上競技場)周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)は作新学院が2時間7分19秒で2年連続3回目の優勝を果たした […]

NEWS 銀河学院2連覇 都大路へ向けて手応えつかむ 男子は世羅が1区からリードで奪い盤石の22連覇/広島県高校駅伝

2025.11.02

銀河学院2連覇 都大路へ向けて手応えつかむ 男子は世羅が1区からリードで奪い盤石の22連覇/広島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた広島県高校駅伝が11月2日、三次市みよし運動公園陸上競技場を発着点に行われ、男子(7区間42.195km)は世羅が2時間7分37秒で22年連続54回目、女子(5区間21.0975km)は銀河学 […]

NEWS 志學館大・中村晃斗が強烈スパートで1区区間賞! 関東勢に競り勝ち「モチベーション高かった」/全日本大学駅伝

2025.11.02

志學館大・中村晃斗が強烈スパートで1区区間賞! 関東勢に競り勝ち「モチベーション高かった」/全日本大学駅伝

◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 学生駅伝ナンバー1を決める第57回全日本大学駅伝が行われ、1区では初出場の志學館大・中村晃斗(3年)が27分20秒で区間賞に輝 […]

NEWS パリ五輪マラソン入賞の赤﨑暁がナイキと契約 「目標に向かって突き進んで行こうと思います」

2025.11.02

パリ五輪マラソン入賞の赤﨑暁がナイキと契約 「目標に向かって突き進んで行こうと思います」

11月2日、パリ五輪男子マラソン6位の赤﨑暁(クラフティア)が自身のSNSを更新し、スポーツブランドのナイキと契約を結んだことを発表した。 赤﨑は熊本・開新高から拓大に進み、駅伝で活躍。九電工入社後の22年からマラソンに […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top