HOME 駅伝

2024.11.23

連覇目指す積水化学・山本有真「いい流れを作りたい」 資生堂・五島莉乃「チームのために最大限の走りを」/クイーンズ駅伝前日会見
連覇目指す積水化学・山本有真「いい流れを作りたい」 資生堂・五島莉乃「チームのために最大限の走りを」/クイーンズ駅伝前日会見

山本有真(24年日本選手権)

11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。

前回優勝チームの積水化学からは2年連続で2区に登録された山本有真が出席。「去年の練習よりもいい練習が積めて大会を迎えられ、明日は去年(区間賞)よりもいい走りができるかなと思います」と自信たっぷりに質問に答える。

前回は1区で田浦英理歌から5位でタスキを受けると、3人抜きの快走で2位に浮上。チームは3区の佐藤早也伽でトップに立ち、優勝へ突き進んだ。今回も4区の楠莉奈以外は前回と区間配置となり、「1区の(田浦)英理歌さんが万が一、悪い位置で来てもいい流れに変えたいし、いい流れで来たら、さらにもっといい流れを作りたいです」と前回の再現を狙う。

前回1区で区間賞を獲得している資生堂の五島莉乃は各チームのエースが集まる3区に登録。「日本のトップで戦っている選手たちばかりなので、正々堂々と思いっきりぶつかって勝負したい。チームのために私ができる最大限の走りをして、貢献したいと思います」と話す。

山本や五島とともにパリ五輪に出場している三井住友海上・樺沢和佳奈も3区にエントリー。「前回は移籍1年目で『チームのために』という気持ちでしたが、今回は自分が引っ張るという気持ちに変わった」と話し、「調子は悪くない。前回は1区区間3位だったので、3区で前回以上の順位でチームを引っ張りたい」と意気込んだ。

ダイハツ・松田瑞生は2年連続で5区出走。9月のベルリンマラソンでは日本歴代8位の2時間20分42秒をマークするなど勢いに乗る。「去年よりも良い状態で臨め、ワクワクしています。前回は区間3位で、前に(積水化学の)新谷さん(仁美)がいたので、追い越せたらなと思います」と自身11年連続出場となるクイーンズ駅伝に向けて闘志を燃やした。

広告の下にコンテンツが続きます

レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。

スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。

11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 前回優勝チームの積水化学からは2年連続で2区に登録された山本有真が出席。「去年の練習よりもいい練習が積めて大会を迎えられ、明日は去年(区間賞)よりもいい走りができるかなと思います」と自信たっぷりに質問に答える。 前回は1区で田浦英理歌から5位でタスキを受けると、3人抜きの快走で2位に浮上。チームは3区の佐藤早也伽でトップに立ち、優勝へ突き進んだ。今回も4区の楠莉奈以外は前回と区間配置となり、「1区の(田浦)英理歌さんが万が一、悪い位置で来てもいい流れに変えたいし、いい流れで来たら、さらにもっといい流れを作りたいです」と前回の再現を狙う。 前回1区で区間賞を獲得している資生堂の五島莉乃は各チームのエースが集まる3区に登録。「日本のトップで戦っている選手たちばかりなので、正々堂々と思いっきりぶつかって勝負したい。チームのために私ができる最大限の走りをして、貢献したいと思います」と話す。 山本や五島とともにパリ五輪に出場している三井住友海上・樺沢和佳奈も3区にエントリー。「前回は移籍1年目で『チームのために』という気持ちでしたが、今回は自分が引っ張るという気持ちに変わった」と話し、「調子は悪くない。前回は1区区間3位だったので、3区で前回以上の順位でチームを引っ張りたい」と意気込んだ。 ダイハツ・松田瑞生は2年連続で5区出走。9月のベルリンマラソンでは日本歴代8位の2時間20分42秒をマークするなど勢いに乗る。「去年よりも良い状態で臨め、ワクワクしています。前回は区間3位で、前に(積水化学の)新谷さん(仁美)がいたので、追い越せたらなと思います」と自身11年連続出場となるクイーンズ駅伝に向けて闘志を燃やした。 レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。 スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

NEWS 100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

2025.04.30

100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]

NEWS 9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

2025.04.30

9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]

NEWS 新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

2025.04.30

新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top