2024.11.16
◇10000m記録挑戦競技会(11月16日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)
関東学連主催の10000m記録挑戦競技会は11月16日、相模原ギオンスタジアムで行われ、男子4組1着の東大・秋吉拓真(3年)が28分52秒31で全体トップとなった。栗原舜(明学大4)が29分00秒11で2位、溝上稜斗(明大4)が3位だった。
序盤からペースメーカーの留学生が2分50秒前後のペースで刻んで、5000mを14分21秒で通過する。直後に先頭争いは秋吉と栗原舜(明学大4)、長谷川瑠(流通経大4)に絞られた。
「ペースメーカーにしっかりついていくことがレースプランとしてありました。それは実行できました」。冷静にレースを進めた秋吉が残り3周に入る前に先頭に立つと、栗原をじわじわと引き離す。1着でフィニッシュしたものの、「自己ベストにわずかに及ばなかったのは、まだまだ課題だと思います」と悔しがった。
10月の箱根駅伝予選会では個人77位で、連合チーム内では11番目。「思うような走りができず、最後まで粘り切れませんでした。メンバーに入れてもらえたことは本当にうれしかったです」と振り返る。
学生連合のメンバーと競ったレースでアピールに成功した。「しっかりと1着を取れたことは大きかったです。ただ、出るだけじゃなくて、印象に残るような勝負ができたらと思います」。あこがれの箱根路への思いを高めていた。
また、男子の3組では出雲駅伝と全日本大学駅伝を制している國學院大の選手が6着までを独占。29分11秒91で1着だった尾熊迅斗(1年)は「28分台で行くのが目標でしたが、自分の弱いところが出てしまいました。今のチーム状況では28分台でも16人に入れないので、普段の取り組みを見直していきたいです」と話していた。
女子は日影柚月(金沢学大4)が33分51秒08の北信越学生新記録で1着となっている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
-
2025.12.30
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
-
2025.12.14
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]
2025.12.31
逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]
2025.12.31
箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか
2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
