2024.11.10
◇第67回関西実業団対抗駅伝(11月10日/和歌山・龍神行政局~龍神体育館、7区間80.45km)
第67回関西実業団対抗駅伝が行われ、SGホールディングスが3時間56分40秒で3年ぶり9回目の優勝を飾った。
SGホールディングスは1区の佐藤一世が38分00秒の区間賞で飛び出すと、2区のチャールズ・カマウ、3区・関口絢太と怒涛の3連続区間賞で他を圧倒。その後も6区で近藤幸太郎が区間賞に輝くなど盤石の継走を見せ、一度も首位の座を明け渡すことなくフィニッシュを迎え、節目の30年連続(31回目)となるニューイヤー駅伝出場切符を手にした。
ニューイヤーでは22年7位、23年6位と連続入賞を果たしたが、前回は19位。トップ8復帰に向けて、弾みをつけた。
2分29秒差の2位に大塚製薬が続き、3位は大阪ガスが入ってニューイヤー出場権を獲得。残り1枠は最終区までもつれ、5位でスタートした住友電工のエース・田村和希が区間賞の走りでNTT西日本を逆転。8年連続11回目の出場を決めた。
今年のニューイヤー7位のNTT西日本は4区・小林歩の区間賞で一時2位になったが、終盤伸び悩み、関西3連覇と60回目の出場を逃した。
ニューイヤー駅伝は2025年1月1日、群馬県を舞台に行われる。
関西実業団駅伝の成績をチェック!
1位 SGホールディングス 3時間56分40秒 2位 大塚製薬 3時間59分09秒 3位 大阪ガス 4時間00分02秒 4位 住友電工 4時間00分28秒 ---以上、全日本大会出場権獲得--- 5位 NTT西日本 4時間01分13秒 6位 大阪府警 4時間03分59秒 7位 OBRS 4時間19分18秒 [adinserter block="4"] 8位 和歌山RC 4時間25分32秒 9位 日亜化学 4時間32分02秒 10位 DEEARS 4時間35分34秒 11位 大阪市役所 4時間43分58秒 12位 GRowing MAN 4時間55分09秒 オープン GRエンターテインメント消防局 4時間50分43秒 [adinserter block="4"] ●区間賞 1区(12.6km) 佐藤一世(SGホールディングス) 38分00秒 2区(7.68km) チャールズ・カマウ(SGホールディングス) 22分04秒 3区(10.87km) 関口絢太(SGホールディングス) 30分11秒 4区(9.5km) 小林歩(NTT西日本) 26分48秒 5区(16.0km) 西研人(大阪ガス) 47分48秒 6区(11.0km) 近藤幸太郎(SGホールディングス) 32分25秒 7区(12.8km) 田村和希(住友電工) 37分11秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
2025.04.28
100mH田中佑美が国内初戦「ここから毎週のように緊張する」/織田記念
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
2025.04.30
【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
2025.04.30
100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」
福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)