HOME 高校

2020.10.25

【400mH】山本亜美が自己記録に迫る57秒51 高校記録届かずも「勝ち切れてよかった」/全国高校
【400mH】山本亜美が自己記録に迫る57秒51 高校記録届かずも「勝ち切れてよかった」/全国高校


◇全国高校大会2020(10月23日~25日/広島・エディオンスタジアム)3日目

高校日本一を決める「全国高校大会2020」の最終日が行われ、女子400mハードルは山本亜美(京都橘3京都)が優勝した。

最後はランキングトップの意地だった。日本選手権で高校歴代2位となる57秒43をマークしていた山本。前半は外側を走る大野瑞奈(埼玉栄3埼玉)や大川寿美香(三田国際2東京)に先行されるものの、「焦りはなかった」と得意の後半で先頭へ。「バタついたところもあった」が、しっかりと押し切り、自己記録に迫る57秒51の好記録で優勝。昨年の国体に続いて全国タイトルを手にした。

「高校記録を狙うラストチャンスで、日本選手権で出せなかったので狙っていました。少し悔しいですが、勝ち切れてよかったです」。プレッシャーもあったと振り返るが、「絶対に優勝しかない」と気持ちの強さを見せた。

目指してきた高校記録57秒09は届かず。「次はU20日本記録(56秒75)をを目指していきます」。そのためには、「400mはもちろん、100m、200mのスプリントを上げていけるように冬季練習を積んでいきます」と山本。3年間、一緒に戦ってきた同級生の安達茉鈴は400mと200mで2位となり「1位を取りたかった」と悔し涙を流した。ともに次のステージで目指してきたものをつかみ取るつもりだ。

400mハードル2位は400mとの2冠を狙った大野が高校歴代5位の57秒81。3位には2年生の塚本萌乃(成田・千葉)が58秒84(高2歴代8位)の好記録で食い込んだ。

■女子400mハードル
山本 亜美(京都橘3京都)57.51
大野 瑞奈(埼玉栄3埼玉)57.81
塚本 萌乃(成田2千葉) 58.84
水口  萌(東大阪大敬愛3大阪)59.16
大川寿美香(三田国際学園2東京)59.22
日下あやな(常盤木学園2宮城)60.60
工藤 芽衣(咲くやこの花3大阪)60.75
樋口 綾音(大塚2大阪)60.84

◇全国高校大会2020(10月23日~25日/広島・エディオンスタジアム)3日目 高校日本一を決める「全国高校大会2020」の最終日が行われ、女子400mハードルは山本亜美(京都橘3京都)が優勝した。 最後はランキングトップの意地だった。日本選手権で高校歴代2位となる57秒43をマークしていた山本。前半は外側を走る大野瑞奈(埼玉栄3埼玉)や大川寿美香(三田国際2東京)に先行されるものの、「焦りはなかった」と得意の後半で先頭へ。「バタついたところもあった」が、しっかりと押し切り、自己記録に迫る57秒51の好記録で優勝。昨年の国体に続いて全国タイトルを手にした。 「高校記録を狙うラストチャンスで、日本選手権で出せなかったので狙っていました。少し悔しいですが、勝ち切れてよかったです」。プレッシャーもあったと振り返るが、「絶対に優勝しかない」と気持ちの強さを見せた。 目指してきた高校記録57秒09は届かず。「次はU20日本記録(56秒75)をを目指していきます」。そのためには、「400mはもちろん、100m、200mのスプリントを上げていけるように冬季練習を積んでいきます」と山本。3年間、一緒に戦ってきた同級生の安達茉鈴は400mと200mで2位となり「1位を取りたかった」と悔し涙を流した。ともに次のステージで目指してきたものをつかみ取るつもりだ。 400mハードル2位は400mとの2冠を狙った大野が高校歴代5位の57秒81。3位には2年生の塚本萌乃(成田・千葉)が58秒84(高2歴代8位)の好記録で食い込んだ。 ■女子400mハードル 山本 亜美(京都橘3京都)57.51 大野 瑞奈(埼玉栄3埼玉)57.81 塚本 萌乃(成田2千葉) 58.84 水口  萌(東大阪大敬愛3大阪)59.16 大川寿美香(三田国際学園2東京)59.22 日下あやな(常盤木学園2宮城)60.60 工藤 芽衣(咲くやこの花3大阪)60.75 樋口 綾音(大塚2大阪)60.84

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.07.27

女子走幅跳日本記録保持者・秦澄美鈴 目標は決勝進出「自己ベストを狙っていきたい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 女子走幅跳に出場する秦澄美鈴(住友電工)は「緊張しています」と言いながらも「シーズン初めに比べて調子が上がってい […]

NEWS 混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

2024.07.27

混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 男女混合競歩リレー代表の川野将虎(旭化成)は前回の東京大会に続くオリンピック。「前回から3年間。一つの集大成」と […]

NEWS 北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

2024.07.27

北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

100年ぶりにフランス・パリを舞台に五輪が開幕した。陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。開幕に合わせて日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表の意気込みコメントを発表した。 2大会連続出場で女子主将を務め […]

NEWS 中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

2024.07.27

中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

7月26日、中大多摩キャンパス競技場で「Summer Night Run Festival in CHUO」が行われ、男子3000mで岡田開成(中大1)が7分55秒41とU20歴代4位のタイムをマークした。 同大会はこれ […]

NEWS 実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定

2024.07.26

実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定

7月26日、朝日放送グループホールディングスは大阪・関西万博開催を記念して実業団と大学生のトップチームがタスキをつなぐ駅伝「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」の大会概要を発表した。 この大 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年8月号 (7月12日発売)

2024年8月号 (7月12日発売)

W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド

page top