HOME 国内、世界陸上

2024.10.27

川野将虎 2時間21分47秒の世界新記録で圧勝 3大会連続世界陸上代表に内定! 2位・丸尾知司も派遣設定記録突破/日本選手権35km競歩
川野将虎 2時間21分47秒の世界新記録で圧勝 3大会連続世界陸上代表に内定! 2位・丸尾知司も派遣設定記録突破/日本選手権35km競歩

川野将虎

◇第108回日本選手権35km競歩(10月27日/山形県高畠町)

日本選手権35km競歩が行われ、男子は川野将虎(旭化成)が2時間21分47秒の世界新記録で優勝を飾った。今大会は来年9月に開催される東京世界選手権の選考会を兼ねており、日本陸連が定めた派遣設定記録(2時間26分00秒)も上回ったことで、代表に即時内定した。

広告の下にコンテンツが続きます

川野のほか、丸尾知司(愛知製鋼)、髙橋和生(ADワークスグループ)、勝木隼人(自衛隊体育学校)と五輪代表経験者がそろった今大会。スタート直後から勝木や丸尾がハイペースで牽引し、5kmを20分30秒で通過する。10kmでは早くも勝木、丸尾、川野、髙橋、吉川絢斗(サンベルクス)の5人に先頭集団が絞られた。

その後も1kmを4分を少し超えるペースで推移し、23km過ぎからは川野と丸尾のマッチレースとなる。激しいつばぜり合いが続いたが、28km過ぎに川野がスパートを仕掛けると一気に差が広がっていった。

その後もペースを維持した川野は、従来のアジア記録(2時間22分55秒)、日本記録(2時間23分13秒)を大幅に更新。また、35km競歩は22年から世界選手権の正式種目となり、世界陸連は23年1月以降に「2時間22分以内の認定タイムが出された場合、世界記録と認定される」と公表しており、今回の川野の記録が初めて世界記録として認定されることになった。同種目においては06年にV.カナイキン(ロシア)が2時間21分31秒をマークしているものの、世界記録に必要な条件が満たされていなかったとして世界最高記録扱いとなっている。

また、2位の丸尾も2時間24分24秒と世界選手権派遣設定を突破し、代表入りをアピール。以下、髙橋が2時間26分18秒で3位、勝木が2時間26分20秒で4位、村山裕太郎(富士通)が2時間28分34秒で続いた。

女子は30km過ぎに先頭に立った渕瀬真寿美(建装工業)が2時間52分38秒で優勝。世界陸連が定めた世界選手権の参加標準記録(2時間48分00秒)の突破はならなかった。

第108回日本選手権35km競歩は当初4月に石川県輪島市で開催予定だったが、震災の影響で全日本35km競歩高畠大会との併催で実施された。

◇第108回日本選手権35km競歩(10月27日/山形県高畠町)日本選手権35km競歩が行われ、男子は川野将虎(旭化成)が2時間21分47秒の世界新記録で優勝を飾った。今大会は来年9月に開催される東京世界選手権の選考会を兼ねており、日本陸連が定めた派遣設定記録(2時間26分00秒)も上回ったことで、代表に即時内定した。川野のほか、丸尾知司(愛知製鋼)、髙橋和生(ADワークスグループ)、勝木隼人(自衛隊体育学校)と五輪代表経験者がそろった今大会。スタート直後から勝木や丸尾がハイペースで牽引し、5kmを20分30秒で通過する。10kmでは早くも勝木、丸尾、川野、髙橋、吉川絢斗(サンベルクス)の5人に先頭集団が絞られた。その後も1kmを4分を少し超えるペースで推移し、23km過ぎからは川野と丸尾のマッチレースとなる。激しいつばぜり合いが続いたが、28km過ぎに川野がスパートを仕掛けると一気に差が広がっていった。その後もペースを維持した川野は、従来のアジア記録(2時間22分55秒)、日本記録(2時間23分13秒)を大幅に更新。また、35km競歩は22年から世界選手権の正式種目となり、世界陸連は23年1月以降に「2時間22分以内の認定タイムが出された場合、世界記録と認定される」と公表しており、今回の川野の記録が初めて世界記録として認定されることになった。同種目においては06年にV.カナイキン(ロシア)が2時間21分31秒をマークしているものの、世界記録に必要な条件が満たされていなかったとして世界最高記録扱いとなっている。また、2位の丸尾も2時間24分24秒と世界選手権派遣設定を突破し、代表入りをアピール。以下、髙橋が2時間26分18秒で3位、勝木が2時間26分20秒で4位、村山裕太郎(富士通)が2時間28分34秒で続いた。女子は30km過ぎに先頭に立った渕瀬真寿美(建装工業)が2時間52分38秒で優勝。世界陸連が定めた世界選手権の参加標準記録(2時間48分00秒)の突破はならなかった。第108回日本選手権35km競歩は当初4月に石川県輪島市で開催予定だったが、震災の影響で全日本35km競歩高畠大会との併催で実施された。

【動画】日本選手権35km競歩男子で優勝した川野将虎

男子35km世界歴代10傑

2.21.47 川野将虎(日本)    2024.10.27 2.22.55 賀 相 紅(中国)    2023. 3. 4 2.23.13 野田明宏(日本)    2023. 4.16 2.23.14 M.スタノ(イタリア)  2022. 7.24 2.23.44 P.カールストレーム(スウェーデン) 2022. 7.24 2.24.19 S.コジェヴニコフ(ロシア)2023. 2.13 2.24.24 丸尾知司(日本)    2024.10.27 2.24.25 S.バクリン(ロシア)  2009. 3. 1 2.24.30 A.マルティン(スペイン)2023. 8.24 2.24.34 B.ピンタド(エクアドル)2023. 8.24 ※世界最高記録 2.21.31 V.カナイキン(ロシア) 2006. 2.19

次ページ:

ページ: 1 2 3

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.10.26

世界選手権銀メダル 36歳・カールストレームが1時間23分24秒の大会新/WA競歩ツアー

世界陸連(WA)競歩ツアー・シルバーのルサティア競歩が10月24日、ドイツ・ツィッタウで開催され、男子ハーフマラソン競歩ではブダペスト世界選手権20km競歩銀メダルのP.カールストレーム(スウェーデン)が1時間23分24 […]

NEWS チェプキルイ世界歴代5位タイの1時間03分51秒! 男子はクウィゼラが世界歴代8位の58分03秒/バレンシアハーフ

2026.10.26

チェプキルイ世界歴代5位タイの1時間03分51秒! 男子はクウィゼラが世界歴代8位の58分03秒/バレンシアハーフ

バレンシアハーフマラソンが10月25日、スペインの同地で開催され、男子はR.クウィゼラ(ブルンジ)が世界歴代8位の58分03秒で、女子はS.チェプキルイ(ケニア)が世界歴代5位タイの1時間03分51秒で優勝した。 男子を […]

NEWS 欧州アスリート・オブ・ザ・イヤー 走高跳タンベリがイタリア勢初の受賞 女子は800mヴェロ

2026.10.26

欧州アスリート・オブ・ザ・イヤー 走高跳タンベリがイタリア勢初の受賞 女子は800mヴェロ

欧州陸連は10月24日、年間の優秀選手を表彰する「Golden Tracks」の授賞式をスイス・ローザンヌで開催。最優秀選手にあたる欧州アスリート・オブ・ザ・イヤーには、男子走高跳のG.タンベリ(イタリア)と女子800m […]

NEWS 走高跳・西内尊が秋3冠達成! 2m11の自己新に「来年は2m20台。高校記録も」/U18・16大会

2026.10.26

走高跳・西内尊が秋3冠達成! 2m11の自己新に「来年は2m20台。高校記録も」/U18・16大会

◇第20回U18・第57回U16陸上競技大会(2026年10月23日~25日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)3日目 U18・U16大会の3日目にU18男子走高跳が行われ、西内尊(中村高2高知)が2m11の自己新記 […]

NEWS 立命大9位で初のシード喪失 歴史途切れるも最多優勝校の誇り「最後まであきらめない走り」/全日本大学女子駅伝

2026.10.26

立命大9位で初のシード喪失 歴史途切れるも最多優勝校の誇り「最後まであきらめない走り」/全日本大学女子駅伝

◇第44回全日本大学女子駅伝(10月25日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第44回全日本大学女子駅伝が行われ、名城大が2時間2分21秒の大会新で3年ぶり9度目の優勝を果たした。 広告の下にコ […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年11月号 (10月14日発売)

    2026年11月号 (10月14日発売)

    アジア大会総特集
    駅伝プレビュー

    page top