HOME 国内、中学

2024.10.13

後藤大樹が少年B110mH13秒83でV! U20規格中学最高「うれしい気持ちでいっぱい」/佐賀国スポ
後藤大樹が少年B110mH13秒83でV! U20規格中学最高「うれしい気持ちでいっぱい」/佐賀国スポ

24年佐賀国スポ少年男子B110mHを13秒83の大会新で優勝した後藤大樹(千葉・四街道北中3)

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)3日目

佐賀国民スポーツ大会の3日目が行われ、U20規格で実施された少年男子B110mハードルでは後藤大樹(千葉・四街道北中3)が13秒83(+1.6)の大会新記録で優勝した。U20規格での中学最高記録となった。

3人がほぼ同時にフィニッシュに飛び込む形となり、「最後は決められたので、勝ったかなとは思いましたが、電光掲示板に出るまではわかりませんでした」と後藤。優勝を決めると、右手でガッツポーズを作って喜んだ。

予選では踏み切りがハードルに近くになり過ぎており、「しっかり捌いていくことが課題でした」。決勝のレースはスタートが決まり、序盤から先行する。「後ろから迫ってくると思ったので、焦らないで捌くことを意識していました」と課題を修正した。

今夏の全中覇者の後藤。今大会は高校歴代2位の記録を持ち、U20規格で13秒84の中学最高を持っていた髙城昊紀(宮崎・宮崎西高1)との対戦を楽しみにしていた。しかし、髙城は1日目の100m準決勝で脚を痛めたとみられ、ハードルは欠場した。「どこまでついていけるかが目標でした。そういう意味では残念でした」。

しかし、高校生のいる中でのレースで優勝できた意味は大きい。「チャレンジャーとして勝ちきることが目標でした。大会新で優勝できて、うれしい気持ちでいっぱいです」と初々しい笑顔を見せる。

広告の下にコンテンツが続きます

髙城の記録を超え、高校記録保持者の古賀ジェレミー(東京・東京高2)が昨年樹立した大会記録を0.09秒更新。U16大会なども残るが、「高校では自分の課題に向き合って、記録も視野に入れて頑張っていきたいです」と言葉に力を込めた。

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)3日目 佐賀国民スポーツ大会の3日目が行われ、U20規格で実施された少年男子B110mハードルでは後藤大樹(千葉・四街道北中3)が13秒83(+1.6)の大会新記録で優勝した。U20規格での中学最高記録となった。 3人がほぼ同時にフィニッシュに飛び込む形となり、「最後は決められたので、勝ったかなとは思いましたが、電光掲示板に出るまではわかりませんでした」と後藤。優勝を決めると、右手でガッツポーズを作って喜んだ。 予選では踏み切りがハードルに近くになり過ぎており、「しっかり捌いていくことが課題でした」。決勝のレースはスタートが決まり、序盤から先行する。「後ろから迫ってくると思ったので、焦らないで捌くことを意識していました」と課題を修正した。 今夏の全中覇者の後藤。今大会は高校歴代2位の記録を持ち、U20規格で13秒84の中学最高を持っていた髙城昊紀(宮崎・宮崎西高1)との対戦を楽しみにしていた。しかし、髙城は1日目の100m準決勝で脚を痛めたとみられ、ハードルは欠場した。「どこまでついていけるかが目標でした。そういう意味では残念でした」。 しかし、高校生のいる中でのレースで優勝できた意味は大きい。「チャレンジャーとして勝ちきることが目標でした。大会新で優勝できて、うれしい気持ちでいっぱいです」と初々しい笑顔を見せる。 髙城の記録を超え、高校記録保持者の古賀ジェレミー(東京・東京高2)が昨年樹立した大会記録を0.09秒更新。U16大会なども残るが、「高校では自分の課題に向き合って、記録も視野に入れて頑張っていきたいです」と言葉に力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top