2024.10.11
女子棒高跳で日本インカレ、U20日本選手権優勝の実績を持つ若園茜(岐阜陸協)が10月11日に行われた佐賀国スポをもって現役を引退した。
若園は1996年生まれ。岐阜県出身で、中学から陸上を始めた。当初は100mハードルを専門とし、ジュニア五輪では2年連続入賞を果たし、全中にも出場している。県岐阜商高入学後から棒高跳に取り組み、13年の東京国体では2種目で岐阜県代表に。翌年には日本ジュニア選手権(現・U20日本選手権)で初の日本一にも輝いた。
筑波大時代には日本インカレや関東インカレでも活躍。大学院1年で迎えた岐阜開催の日本インカレでは4m00の自己新記録で優勝し、地元の関係者を喜ばせた。日本選手権では18年8位が最高成績。21年からは岐阜県内の高校教員を勤めながら競技を続け、アキレス腱断裂のケガを乗り越えて全日本実業団選手権でも入賞していた。
現役最後の試合となった佐賀国スポでは3m90で6位に入賞して地元に貢献。自身のSNSには、ともに戦ったライバルたちとの写真に感謝の気持ちを添えて更新し、競技生活を締めくくった。
【画像】試合後に棒高跳仲間と笑顔で写真に収まった若園
#佐賀国スポ より
— Boutaka Channel (@BoutakaChannel) October 11, 2024
女子棒高跳で入賞した皆さんの集合写真が届きました!!
そして今日の"裏"主役は
この試合で引退となった #若園茜 選手✨
高校時代より、全国大会で大活躍!!
2019年、地元・岐阜で開催されたインカレでの優勝は痺れましたね〜🔥
お疲れ様でした👏#BoutakaChannel pic.twitter.com/rluNxJAh9k
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025