HOME 国内、高校

2024.10.11

山﨑りりやが少年共通三段跳で13m03! 「13m跳んで優勝狙っていた」 U20日本新、高校新/佐賀国スポ
山﨑りりやが少年共通三段跳で13m03! 「13m跳んで優勝狙っていた」 U20日本新、高校新/佐賀国スポ

24年佐賀国スポ少年女子共通三段跳で13m03のU20日本新、高校新をマークした山﨑りりや(徳島・鳴門渦潮高3)

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)1日目

佐賀国民スポーツ大会の1日目が行われ、少年女子共通三段跳で山﨑りりや(徳島・鳴門渦潮高3)が13m03(+1.7)のU20日本新、高校新記録で優勝を飾った。

強い追い風の条件下で、快記録が誕生したのは4回目だった。山﨑が「助走がいい距離感で踏み切り板に行けて、入りのホップが良かったです。13mを跳んで優勝を狙っていました」。やや、ジャンプで浮いてしまった感覚はあったが、見事に有言実行した。

広告の下にコンテンツが続きます

兵庫・洲本五色中時代から全中に出場し、高校でも3年連続でインターハイに出場するなど走幅跳が本職。三段跳は4位入賞していたものの、冬場から悩まされた腰椎分離症で今季序盤はケガで出遅れただけに「めっちゃ悔しかったし、出し切れませんでした。練習していないのにベストが出ている感じでした」と振り返る。

インターハイ後から三段跳に本格的にシフト。練習を積んで、助走の流れやスピードが良くなり、持ち味のダイナミックな跳躍につながるようになった。

国スポで高校生初の13m台という目標を達成したものの、「完璧だったというよりは、まだ修正ポイントはありました」ときっぱり。まだまだポテンシャルを秘める172cmの大器は、大学でも走幅跳と三段跳で勝負をかけていく。

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)1日目 佐賀国民スポーツ大会の1日目が行われ、少年女子共通三段跳で山﨑りりや(徳島・鳴門渦潮高3)が13m03(+1.7)のU20日本新、高校新記録で優勝を飾った。 強い追い風の条件下で、快記録が誕生したのは4回目だった。山﨑が「助走がいい距離感で踏み切り板に行けて、入りのホップが良かったです。13mを跳んで優勝を狙っていました」。やや、ジャンプで浮いてしまった感覚はあったが、見事に有言実行した。 兵庫・洲本五色中時代から全中に出場し、高校でも3年連続でインターハイに出場するなど走幅跳が本職。三段跳は4位入賞していたものの、冬場から悩まされた腰椎分離症で今季序盤はケガで出遅れただけに「めっちゃ悔しかったし、出し切れませんでした。練習していないのにベストが出ている感じでした」と振り返る。 インターハイ後から三段跳に本格的にシフト。練習を積んで、助走の流れやスピードが良くなり、持ち味のダイナミックな跳躍につながるようになった。 国スポで高校生初の13m台という目標を達成したものの、「完璧だったというよりは、まだ修正ポイントはありました」ときっぱり。まだまだポテンシャルを秘める172cmの大器は、大学でも走幅跳と三段跳で勝負をかけていく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

1960~70年代に男子3000m障害で活躍したK.オブライエン氏(豪州)が死去した。78歳だった。 オブライエン氏は1968年メキシコ五輪の男子3000m障害で4位に入賞し、豪州の中長距離界を牽引した先駆的存在。豪州選 […]

NEWS ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

2025.12.19

ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

世界陸連(WA)は12月19日、2025年のWA競歩ツアー年間優勝者を発表し、男子はE.ダンフィー(カナダ)、女子は35km競歩の世界記録保持者であるM.ペレス(スペイン)が選ばれた。 男女ともに今季の東京世界選手権優勝 […]

NEWS 駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top