HOME ニュース、海外

2020.10.21

【海外】ドーピング疑惑の400m女王ナセル WAが却下で東京五輪参加の可能性
【海外】ドーピング疑惑の400m女王ナセル WAが却下で東京五輪参加の可能性


世界陸連(WA)の懲戒裁決機関(The World Athletics Disciplinary Tribunal)は10月21日、昨年のドーハ世界選手権女子400m覇者のS.E.ナセル(バーレーン)のドーピング違反についてのAIU(インテグリティー・ユニット)の告発を却下した。

ナセルは今年6月にドーピング違反で暫定な資格停止処分が下され、1年~2年の資格停止処分を科されるはずであったが、この判決によりナセルは東京五輪出場の資格喪失を逃れた。

広告の下にコンテンツが続きます

2019年1月1日に居場所情報提出義務違反 、同年3月、4月、2020年1月24日の検査未了があったものとされていたが、19年4月の件が退けられたため、12ヵ月以内に3回の検査未了・提出義務違反という規則の違反に当たらないと判断された。

訴えの主体であるAIU(インテグリティ・ユニット)は「スポーツ仲裁裁判所(CAS)で30日以内に上訴する権利があり、上訴するかどうかを決定する前に判決内容を検討する」とSNSで発信している。

世界陸連(WA)の懲戒裁決機関(The World Athletics Disciplinary Tribunal)は10月21日、昨年のドーハ世界選手権女子400m覇者のS.E.ナセル(バーレーン)のドーピング違反についてのAIU(インテグリティー・ユニット)の告発を却下した。 ナセルは今年6月にドーピング違反で暫定な資格停止処分が下され、1年~2年の資格停止処分を科されるはずであったが、この判決によりナセルは東京五輪出場の資格喪失を逃れた。 2019年1月1日に居場所情報提出義務違反 、同年3月、4月、2020年1月24日の検査未了があったものとされていたが、19年4月の件が退けられたため、12ヵ月以内に3回の検査未了・提出義務違反という規則の違反に当たらないと判断された。 訴えの主体であるAIU(インテグリティ・ユニット)は「スポーツ仲裁裁判所(CAS)で30日以内に上訴する権利があり、上訴するかどうかを決定する前に判決内容を検討する」とSNSで発信している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

SUBARUに城西大・斎藤将也、中大・白川陽大が加入!戦力さらなる充実へ

SUBARUは12月25日、来春の新加入選手として、城西大の斎藤将也、中大の白川陽大の2人が加わると発表した。 斎藤は福井出身で、敦賀気比高時代に5000mでインターハイに出場し、全国高校駅伝には3年連続出場し3年目は1 […]

NEWS アディダスのスニーカー「ADISTAR」の最新モデルが登場!期間限定のポップアップストアで先行販売も

2025.12.25

アディダスのスニーカー「ADISTAR」の最新モデルが登場!期間限定のポップアップストアで先行販売も

アディダスジャパンは12月25日、同社のストリートスポーツウェアブランド「adidas Originals(アディダス オリジナルス)」の、ADISTAR(アディスター)2026年春夏モデルを発表した。2026年1月30 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top