2024.09.27
ワールドマラソンメジャーズのベルリン・マラソンは9月29日、第50回大会が行われる。そのスタートリストが発表され、女子ではパリ五輪代表補欠の細田あい(エディオン)、世界選手権2大会連続出場の松田瑞生(ダイハツ)が名を連ねた。
3月の名古屋ウィメンズマラソンを左内側広筋筋膜炎によるコンディション不良で欠場して以降、これが復帰レース。レベッカには及ばなかったが、しっかりとまとめるレースを見せた。
細田は昨年10月15日のパリ五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位に入り、五輪切符に近づいた。だが、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒の日本新を樹立し、MGCファイナルチャレンジ派遣設定(2時間21分41秒)を突破。さらに自身が名古屋ウィメンズを左内側広筋筋膜炎によるコンディション不良で欠場したことで、五輪代表内定はつかめなかった。
その後、五輪の補欠として準備を進め、6月の函館ハーフでは1時間9分31秒で優勝。MGC以来のマラソンに挑む。
松田も昨年8月のブダペスト世界選手権(13位)のあと、MGCを回避して臨んだ今年1月の大阪国際以来のマラソン。この時は3位にとどまって悲願の五輪初出場を逃し、集大成を示唆していたが、再びスタートラインに立つ。
男子は2時間6分53秒を持つ池田耀平(Kao)をはじめ、聞谷賢人(トヨタ紡織)、浦野雄平(富士通)、田村友佑(黒崎播磨)、田中秀幸(トヨタ自動車)がエントリーしている。
海外勢では、男子は2時間3分54秒を持つタデッセ・タケレ(エチオピア)、ハーフマラソン元世界記録保持者のキビウォト・カンディエ(ケニア)、女子は2時間16分07秒のティギスト・ケテマ(エチオピア)を筆頭に女子1500m元世界記録保持者のゲンゼベ・ディババ(エチオピア)らが出場する。
レースは日本時間9月29日16時15分にスタートする。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.22
チェプテゲイが世界陸上マラソン金のシンブに勝利/コルカタ25km
2025.12.22
東京世界陸上十種競技金メダルのノイゲバウアーが年間最優秀選手に選出
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.22
大阪国際女子マラソンに松田瑞生や初マラソンの矢田みくにが登録 海外から2連覇中のエデサがエントリー
大阪国際女子マラソンの主催者は、26年1月25日に開催される第45回大会のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025ー26の女子 […]
2025.12.22
チェプテゲイが世界陸上マラソン金のシンブに勝利/コルカタ25km
12月21日、世界陸連(WA)ロードレース・ゴールドラベルの「コルカタ25K」がインド・コルカタで開催され、男子25kmはパリ五輪10000m金メダルのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)が1時間11分49秒で優勝を飾った。 レ […]
2025.12.22
東京世界陸上十種競技金メダルのノイゲバウアーが年間最優秀選手に選出
ドイツの優れたスポーツ選手を表彰する「Sportler des Jahres」が12月21日に行われ、9月の東京世界選手権男子十種競技で金メダルを獲得したL.ノイゲバウアー(ドイツ)が男子の年間最優秀選手に選ばれた。 ノ […]
2025.12.22
学法石川が高校最高記録 長野東史上4校目の連覇 区間新は3つ 雨中でも高速レース/全国高校駅伝
◇全国高校駅伝(12月21日/京都・たけびしスタジアム京都発着 男子7区間42.195km、女子5区間21.0975km) 全国高校駅伝が行われ、第76回大会の男子は学法石川(福島)が高校最高記録、大会新記録となる2時間 […]
2025.12.22
長野東またも圧巻レース 経験者残しつつオーダー変更「今年のチームで優勝しよう」で2連覇/全国高校駅伝・女子
◇全国高校駅伝・女子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:5区間21.0975km) 全国高校駅伝の女子が行われ、長野東が大会歴代・高校歴代2位となる1時間6分30秒で2年連続3度目の優勝を果たした。 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
