HOME 海外

2024.09.15

女子1500mはキピエゴンが3分54秒75の大会新V 21年からの連勝を19に伸ばす 男子砲丸投・ファッブリは歴代5位の22m98/DLファイナル
女子1500mはキピエゴンが3分54秒75の大会新V 21年からの連勝を19に伸ばす 男子砲丸投・ファッブリは歴代5位の22m98/DLファイナル

パリ五輪女子1500mで3連覇を達成したキピエゴン

9月14日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルとなるAllianz Memoria lvan Damme(ベルギー・ブリュッセル)の2日目が行われ、女子1500mでは世界記録(3分49秒04)保持者のF.キピエゴン(ケニア)が3分54秒75の大会新で優勝した。

パリ五輪で五輪3連覇の偉業を達成しているキピエゴン。この種目でDL年間チャンピオンとなるのは5回目、17年の1マイルを含めると6回目だった。「今日は世界記録のことは頭になかった。 DLをいいかたちで締めくくることを目指し、うまくできたと思う。いいレースだったが、楽ではなかった。自分を保ってフィニッシュすることに集中した」とコメントした。キピエゴンは21年6月以降、1500mでは負けなし。連勝記録は19となった。

女子5000mでは、10000mの世界記録(28分54秒14)保持者でパリ五輪で5000m・10000mの2冠を果たしたB.チェベト(ケニア)が14分09秒82の大会新V。2位のM.エイサ(エチオピア)は14分21秒89とU20世界記録を樹立した。従来の記録は今年B.ハイロン(エチオピア)がマークした14分23秒71。

広告の下にコンテンツが続きます

男子砲丸投ではL.ファッブリ(イタリア)が22m98で優勝。歴代5位の順位は変わらないが、自己記録を3cm更新した。世界記録(23m56)保持者で五輪3連覇中のR.クルーザー(米国)が22m79で2位となった。

男子200m(+0.7)はパリ五輪銀メダルのK.ベドナレク(米国)が19秒67で制し、パリ五輪金のL.テボゴ(ボツワナ)が19秒80で2位に続いた。最終種目の女子400mハードルは、ブダペスト世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が52秒45で4連覇を飾った。

9月14日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルとなるAllianz Memoria lvan Damme(ベルギー・ブリュッセル)の2日目が行われ、女子1500mでは世界記録(3分49秒04)保持者のF.キピエゴン(ケニア)が3分54秒75の大会新で優勝した。 パリ五輪で五輪3連覇の偉業を達成しているキピエゴン。この種目でDL年間チャンピオンとなるのは5回目、17年の1マイルを含めると6回目だった。「今日は世界記録のことは頭になかった。 DLをいいかたちで締めくくることを目指し、うまくできたと思う。いいレースだったが、楽ではなかった。自分を保ってフィニッシュすることに集中した」とコメントした。キピエゴンは21年6月以降、1500mでは負けなし。連勝記録は19となった。 女子5000mでは、10000mの世界記録(28分54秒14)保持者でパリ五輪で5000m・10000mの2冠を果たしたB.チェベト(ケニア)が14分09秒82の大会新V。2位のM.エイサ(エチオピア)は14分21秒89とU20世界記録を樹立した。従来の記録は今年B.ハイロン(エチオピア)がマークした14分23秒71。 男子砲丸投ではL.ファッブリ(イタリア)が22m98で優勝。歴代5位の順位は変わらないが、自己記録を3cm更新した。世界記録(23m56)保持者で五輪3連覇中のR.クルーザー(米国)が22m79で2位となった。 男子200m(+0.7)はパリ五輪銀メダルのK.ベドナレク(米国)が19秒67で制し、パリ五輪金のL.テボゴ(ボツワナ)が19秒80で2位に続いた。最終種目の女子400mハードルは、ブダペスト世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が52秒45で4連覇を飾った。

【動画】ベドナレクがテボゴに勝利! 男子200mをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

NEWS 木瀬が中盤から圧倒的なタスキリレー 「勝ちたいという気持ちが強かった」 群馬県勢10年ぶりの中学駅伝日本一/全中駅伝

2025.12.15

木瀬が中盤から圧倒的なタスキリレー 「勝ちたいという気持ちが強かった」 群馬県勢10年ぶりの中学駅伝日本一/全中駅伝

◇第33回全国中学校駅伝・男子(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園:男子6区間18km) 第33回全国中学校駅伝が12月14日、滋賀県野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で行われ、男子は初出場の木瀬(群馬)が57分 […]

NEWS 重圧に打ち勝った京山が女子3連覇 逆転の下田千紗都「苦しい時期を乗り越えられた」/全中駅伝

2025.12.15

重圧に打ち勝った京山が女子3連覇 逆転の下田千紗都「苦しい時期を乗り越えられた」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園:女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の女子が行われ、京山(岡山)が42分07秒で優勝を飾った。第5~7回の御殿場(静岡)、第22~26回に5連覇を達成した桂 […]

NEWS 中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top