TDK株式会社は9月13日、パリ五輪男子200m代表の鵜澤飛羽(筑波大)を「TDKアスリートアンバサダー」に起用することを発表した。
鵜澤は8月パリ五輪に初出場し、昨年のブダペスト世界選手権に続いてセミファイナルに進出した。宮城・築館高2年でインターハイ100m、200mに2冠に輝いた逸材。ケガを繰り返す時期もあったが、それを乗り越えて昨年からその才能を一気に花開かせ、日本選手権で初優勝を飾ると、アジア選手権も制覇。世界の舞台へと飛躍を遂げた。
大学ラストイヤーの今季も、日本選手権で2連覇を飾り、初の五輪の舞台に。パリでは念願のファイナルには届かなかったが、「来年は絶対に決勝に行きます」と来夏の東京世界選手権への意欲を高めていた。
TDKは世界選手権を、1983年の第1回ヘルシンキ大会からオフィシャルパートナーとしてサポート。2度目の東京大会まであと1年と迫ったこの日、東京・文京区の東京ドームシティ ラクーアガーデンで開催される「東京2025世界陸上 1 Year To Go!」で鵜澤のアスリートアンバサダー就任式が行われる。
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