HOME 国内

2024.09.06

田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ
田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

田中希実(24年パリ五輪)

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シリーズ最終戦となる第14戦・チューリヒ大会(スイス)が9月6日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が14分49秒95で7位に入った。この記録で、来年の東京世界選手権の参加標準記録(14分50秒00)を突破。自己6番目となる好記録だった。

トップは1周67秒ペースでグングン飛ばすなか、田中は8位前後をキープ。1000mを2分52秒、2000mは5分48秒で通過した。4000mまで3分03秒でつなぐと、ラストの1000mは2分54秒に上げた。

広告の下にコンテンツが続きます

田中はパリ五輪に1500mと5000mに出場。いずれも決勝には進めなかった。1500mでは準決勝で3分59秒70をマークして東京世界選手権の参加標準記録を突破していた。5000mは今季好調だったが、パリで決勝を逃して悔しい思いをしていた。

前日の9月4日には25歳の誕生日を迎えていた田中。25歳初レースで自ら祝う好記録だった。

この結果、DLのシリーズで8ポイントを獲得したがファイナル進出条件の10位にポイントで並びながら12位にランクイン。上位選手の出場状況次第では2年連続のファイナル出場の可能性も残す。昨年のDLファイナルでは6位に入っている。

男子やり投のディーン元気(ミズノ)は3回目に自己7番目となる82m69をマークし、自身DL最高位の3位。この結果、自身初のDLファイナル出場権を獲得している。

広告の下にコンテンツが続きます

男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)は13秒20(-0.3)の6位。中盤までは2位争いするなど、見せ場を作った。

DLファイナルは9月13、14日にベルギー・ブリュッセルで開催。女子やり投の北口榛花(JAL)、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場権を得ている。

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シリーズ最終戦となる第14戦・チューリヒ大会(スイス)が9月6日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が14分49秒95で7位に入った。この記録で、来年の東京世界選手権の参加標準記録(14分50秒00)を突破。自己6番目となる好記録だった。 トップは1周67秒ペースでグングン飛ばすなか、田中は8位前後をキープ。1000mを2分52秒、2000mは5分48秒で通過した。4000mまで3分03秒でつなぐと、ラストの1000mは2分54秒に上げた。 田中はパリ五輪に1500mと5000mに出場。いずれも決勝には進めなかった。1500mでは準決勝で3分59秒70をマークして東京世界選手権の参加標準記録を突破していた。5000mは今季好調だったが、パリで決勝を逃して悔しい思いをしていた。 前日の9月4日には25歳の誕生日を迎えていた田中。25歳初レースで自ら祝う好記録だった。 この結果、DLのシリーズで8ポイントを獲得したがファイナル進出条件の10位にポイントで並びながら12位にランクイン。上位選手の出場状況次第では2年連続のファイナル出場の可能性も残す。昨年のDLファイナルでは6位に入っている。 男子やり投のディーン元気(ミズノ)は3回目に自己7番目となる82m69をマークし、自身DL最高位の3位。この結果、自身初のDLファイナル出場権を獲得している。 男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)は13秒20(-0.3)の6位。中盤までは2位争いするなど、見せ場を作った。 DLファイナルは9月13、14日にベルギー・ブリュッセルで開催。女子やり投の北口榛花(JAL)、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場権を得ている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.06

田中希実が1500m悠々6連覇! 5000mに続き世界陸上代表内定!/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子1500mでは田中希実(New Balance)が4分04秒16で6年連続6回目の優勝を飾った […]

NEWS サニブラウンがファンの前に登場!「元気をもらえました」写真やサインに応じる

2025.07.06

サニブラウンがファンの前に登場!「元気をもらえました」写真やサインに応じる

日本選手権のイベントとして行われている日本陸連の「キッズデカスロンチャレンジ」のブースに、男子100mのスターがサプライズで登場した。 今大会に出場していたが、股関節の痛みで予選敗退に終わったサニブラウン・アブデル・ハキ […]

NEWS 東京世界陸上マラソン代表・小山直城「いよいよだと実感沸いてきた」 91年大会金メダル・谷口浩美さんから助言も

2025.07.06

東京世界陸上マラソン代表・小山直城「いよいよだと実感沸いてきた」 91年大会金メダル・谷口浩美さんから助言も

過去のメダリストのウェアやシューズ、世界選手権の歴史などを展示する世界陸連の「ワールドアスレティックス・ミュージアム(MOWA)が東京都庁内に開設され、7月6日にオープニングセレモニーが行われた。 9月の東京世界選手権の […]

NEWS 世界陸連ミュージアムが東京都庁内にオープン! 91年・25年両大会のメダル、メダリストのシューズなどを展示

2025.07.06

世界陸連ミュージアムが東京都庁内にオープン! 91年・25年両大会のメダル、メダリストのシューズなどを展示

過去のメダリストのウェアやシューズ、世界選手権の歴史などを展示する世界陸連の「ワールドアスレティックス・ミュージアム(MOWA)が東京都庁内に開設され、7月6日にオープニングセレモニーが行われた。 展示テーマは「TOKY […]

NEWS 出雲駅伝の出場22チームが出そろう! 駒大が最多31目回 早大30回、関大10回の節目 初出場は信州大、新潟大、志學館大

2025.07.06

出雲駅伝の出場22チームが出そろう! 駒大が最多31目回 早大30回、関大10回の節目 初出場は信州大、新潟大、志學館大

7月5日、北海道学連と北信越学連が第37回出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)の選考会を実施した。この結果により、10月13日に開催される出雲駅伝の出場全22チームが決定した。 出雲駅伝の出場チームは前回大会の成績により、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top