HOME 中学

2020.10.16

【200m】津田伊万が21秒台連発で初タイトル/全国中学
【200m】津田伊万が21秒台連発で初タイトル/全国中学


◇全国中学生陸上(10月16日~18日/神奈川・日産スタジアム)初日

今年最初で最後となる中学生の全国大会である「全国中学生陸上大会2020」が開催され、初日の男子200mは津田伊万(金石中3石川)がただ1人の21秒台となる21秒84(+1.1)をマークして全国初タイトルを獲得した。

津田は予選から21秒97(-0.2)と大会前のベスト22秒09を更新すると、「スタートから思いっ切り走った」という決勝では、コーナーを抜けたところで長谷川輝(新発田一中3新潟)と並び、「最後はリラックスすれば行ける」と、競り合いを制した。大幅自己ベスト更新に「ビックリ」と笑顔を見せる津田。高校でも陸上を続けるようで「3年間で20秒台出したいです」と目を輝かせた。津田は昨年の全中にも100mと200mに出場し、200mでは準決勝に進出している。

広告の下にコンテンツが続きます

2位の長谷川は6月にケガをしていたと話し、「諦めかけた時もありましたが、やってきたことが結果に出てよかった」と充実の表情を浮かべた。

女子200mは磯貝唯菜(浜松笠井中3静岡)が向かい風1.1mの中で24秒68の好タイムで制した。

また、日本選手権リレー・全国高校リレーが併催されており、高校の4×100mリレー予選が行われ、中京大中京(愛知)が男女とも好記録。男子が40秒07、女子が高校歴代7位の45秒46をマークして決勝に進出した。

■男子200m決勝(1.1)
津田 伊万(金石・石川)21.84
長谷川 輝(新発田一・新潟)22.18
田中 昊慈(防府桑山・山口)22.28
渡邉  慧(糸魚川・新潟)22.38
吉田 隼翔(河東・福岡)22.38
岩井 光大(高草・鳥取) 22.49
佐々木悠士(阿見AC・茨城)22.58
藤原 琉成(奥出雲仁多・島根)22.74

◇全国中学生陸上(10月16日~18日/神奈川・日産スタジアム)初日 今年最初で最後となる中学生の全国大会である「全国中学生陸上大会2020」が開催され、初日の男子200mは津田伊万(金石中3石川)がただ1人の21秒台となる21秒84(+1.1)をマークして全国初タイトルを獲得した。 津田は予選から21秒97(-0.2)と大会前のベスト22秒09を更新すると、「スタートから思いっ切り走った」という決勝では、コーナーを抜けたところで長谷川輝(新発田一中3新潟)と並び、「最後はリラックスすれば行ける」と、競り合いを制した。大幅自己ベスト更新に「ビックリ」と笑顔を見せる津田。高校でも陸上を続けるようで「3年間で20秒台出したいです」と目を輝かせた。津田は昨年の全中にも100mと200mに出場し、200mでは準決勝に進出している。 2位の長谷川は6月にケガをしていたと話し、「諦めかけた時もありましたが、やってきたことが結果に出てよかった」と充実の表情を浮かべた。 女子200mは磯貝唯菜(浜松笠井中3静岡)が向かい風1.1mの中で24秒68の好タイムで制した。 また、日本選手権リレー・全国高校リレーが併催されており、高校の4×100mリレー予選が行われ、中京大中京(愛知)が男女とも好記録。男子が40秒07、女子が高校歴代7位の45秒46をマークして決勝に進出した。 ■男子200m決勝(1.1) 津田 伊万(金石・石川)21.84 長谷川 輝(新発田一・新潟)22.18 田中 昊慈(防府桑山・山口)22.28 渡邉  慧(糸魚川・新潟)22.38 吉田 隼翔(河東・福岡)22.38 岩井 光大(高草・鳥取) 22.49 佐々木悠士(阿見AC・茨城)22.58 藤原 琉成(奥出雲仁多・島根)22.74

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top