HOME 国内、日本代表、五輪
田中佑美100mHで敗者復活戦2着通過「5台目までスピードが出ていた」 初の準決勝は「楽しみたい」/パリ五輪
田中佑美100mHで敗者復活戦2着通過「5台目までスピードが出ていた」 初の準決勝は「楽しみたい」/パリ五輪

24年パリ五輪女子100mHに出場した田中佑美

【動画】田中佑美の2着通過した敗者復活戦をチェック!

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)8日目 パリ五輪・陸上競技8日目のモーニングセッションが行われ、女子100mハードルの敗者復活戦3組に出場した田中佑美(富士通)は12秒89(-0.2)で2着で、準決勝進出を決めた。 前日の予選は12秒90の組5着に終わり、準決勝には進めず、敗者復活戦へ。「これで残ればオリンピックで3本走れるのは逆にラッキー」と気持ちを切り替えて臨んだ。 今日のレースに向けて「身体の状態は悪くなかったです」と田中。飛び出すと序盤の走りには「今はそこまで頑張らなくても5台目までスピードが出ていた」と手応えがあった。後半もしっかりと走りをまとめて2番目でフィニッシュ。「落ち着いて、12台ハードル練習のつもりでいきました」と振り返った。 五輪は初出場だが、国際大会は昨年のブダペスト世界選手権に続く出場。「知っている選手ばかり。ホームかというくらい緊張せず臨めました」。 ブダペストでのこの種目の日本勢は3人で臨んだがいずれも予選敗退。だが、パリでは、予選を着順で通過した福部真子(日本建設工業)と、田中がセミファイナルを戦う。「(2人が残れて)自分も良かったし、(日本選手権で3位だった寺田)明日香(ジャパンクリエイト)さんが喜んでくれると、うれしい」と話した。 その準決勝に向けて「さすがに疲れてきているが、トラックも好きな感じだし、条件も良いです。速い人たちが本気で走るのは滅多にないので楽しみたいです」と力を込めた。

【動画】田中佑美の2着通過した敗者復活戦をチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

NEWS 大晦日の赤坂で東京世界陸上の熱狂再び!TBSオールスター体育祭に国内外メダリスト、入賞者ら17名が大集結 OB・OG含め多数参戦

2025.12.23

大晦日の赤坂で東京世界陸上の熱狂再び!TBSオールスター体育祭に国内外メダリスト、入賞者ら17名が大集結 OB・OG含め多数参戦

超豪華メンバー!大晦日オールスター体育祭に出演する陸上関係者 ■東京世界陸上 出場選手 守祐陽(大東大) 栁田大輝(東洋大) 中島佑気ジョセフ(富士通) 野本周成(愛媛競技力本部) 赤松諒一(SEIBU PRINCE) […]

NEWS 佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

SGH文スポ チャレンジ競技会上位成績 11組 橋本蒼平(佐久長聖1長野) 14.30.50 足立悠(鳥取城北2鳥取)  14.36.84 洞口稟太郎(九州学院3熊本)14.41.67 竹ノ下鳳瞳(鳥取城北2鳥取)14. […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

エース候補が待望の復活 なかでも、エース候補として台頭してきたのが松井海斗(2年)だ。昨年はU20世界選手権5000mに出場(16位)したものの、その直後に頸椎椎間板ヘルニアを発症。手術の影響で三大駅伝すべてを欠場した。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

“1秒差”をスマートフォンの画面に設定 大学進学後も原田は地道な努力を重ね、「速いペースで淡々と押せる」という持ち味を武器に、1年目から箱根駅伝予選会に出場する機会をつかんだ。 しかし、初めてのハーフマラソンは1時間6分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top