HOME 海外、五輪

2024.08.04

砲丸投クラウザーが3連覇の金字塔!!「復帰できるかどうか」の故障乗り越える/パリ五輪
砲丸投クラウザーが3連覇の金字塔!!「復帰できるかどうか」の故障乗り越える/パリ五輪

パリ五輪男子砲丸投で3連覇を成し遂げたクルーザー(米国)

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)3日目

パリ五輪・陸上競技の3日目のイブニングセッションに行われた男子砲丸投は、世界記録保持者のライアン・クラウザー(米国)が22m90のシーズンベストを放って金メダルを獲得。「ただただ光栄」。この種目では初の3連覇、さらに男子ではウサイン・ボルト(ジャマイカ)やカール・ルイス(米国)らに続く7人目(8種目め)の偉業だった。

広告の下にコンテンツが続きます

クラウザーは1回目に22m64を放って先手を取ると、2回目に22m69、そして3回目に22m90と記録を伸ばした。その後は記録を伸ばせなかったが、まさに完勝と言える内容で、2位のジョー・コヴァクス(米国)に75cmもの差をつけた。

叔父、いとこがやり投の五輪代表、父も円盤投の全国レベルという投てき一家に生まれたクラウザー。五輪3連覇だけにとどまらず、22年オレゴン世界選手権は地元V、23年ブダペスト世界選手権も連覇した。23m56と世界記録を高みへ押し上げた背景には、フォームの改造もあった。ターン始動時にステップを加える新たな技術を身につけたフォームは「クラウザースライド」と呼ばれる。

ここまでの道のりは簡単ではなかった。今季は特に腰、肘の故障に悩まされ「復帰できるかどうかわからなかった。自分がいた場所に戻るには、多くのことが必要でした」と振り返る。それを乗り越え、「今夜の試合は特別なものになりました」と誇らしげに語る。

五輪3連覇の大偉業を成し遂げたクラウザー。次はかねてより野望に掲げる『24m』に挑戦する。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)3日目 パリ五輪・陸上競技の3日目のイブニングセッションに行われた男子砲丸投は、世界記録保持者のライアン・クラウザー(米国)が22m90のシーズンベストを放って金メダルを獲得。「ただただ光栄」。この種目では初の3連覇、さらに男子ではウサイン・ボルト(ジャマイカ)やカール・ルイス(米国)らに続く7人目(8種目め)の偉業だった。 クラウザーは1回目に22m64を放って先手を取ると、2回目に22m69、そして3回目に22m90と記録を伸ばした。その後は記録を伸ばせなかったが、まさに完勝と言える内容で、2位のジョー・コヴァクス(米国)に75cmもの差をつけた。 叔父、いとこがやり投の五輪代表、父も円盤投の全国レベルという投てき一家に生まれたクラウザー。五輪3連覇だけにとどまらず、22年オレゴン世界選手権は地元V、23年ブダペスト世界選手権も連覇した。23m56と世界記録を高みへ押し上げた背景には、フォームの改造もあった。ターン始動時にステップを加える新たな技術を身につけたフォームは「クラウザースライド」と呼ばれる。 ここまでの道のりは簡単ではなかった。今季は特に腰、肘の故障に悩まされ「復帰できるかどうかわからなかった。自分がいた場所に戻るには、多くのことが必要でした」と振り返る。それを乗り越え、「今夜の試合は特別なものになりました」と誇らしげに語る。 五輪3連覇の大偉業を成し遂げたクラウザー。次はかねてより野望に掲げる『24m』に挑戦する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.09.21

800m・久保凛がNAGASEカップを欠場 アジア大会に向けた「最善の調整を考慮」

TWOLAPS TCは9月21日、SNSを更新し、第5回NAGASEカップ(東京・国立競技場)の女子800mに出場を予定していたアジア大会代表で、日本記録(1分59秒52)保持者の久保凛(積水化学)の欠場を発表した。 発 […]

NEWS 【名古屋アジア大会みどころ】海外・やり投のパティラゲ&嚴子怡に注目 謝震業、ブーンソンらアジアの強豪が集結

2026.09.21

【名古屋アジア大会みどころ】海外・やり投のパティラゲ&嚴子怡に注目 謝震業、ブーンソンらアジアの強豪が集結

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 1994年広島大会以来、32年ぶりに自国開催となるアジア大会の陸上競技が23日に幕を開ける。4年に一度開催される“アジア版五輪”と […]

NEWS 【名古屋アジア大会みどころ】男子・110mH村竹ラシッド、400m中島佑気ジョセフ、ハーフ競歩“地元”山西利和ら金メダル狙う!

2026.09.21

【名古屋アジア大会みどころ】男子・110mH村竹ラシッド、400m中島佑気ジョセフ、ハーフ競歩“地元”山西利和ら金メダル狙う!

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 1994年広島大会以来、32年ぶりに自国開催となるアジア大会の陸上競技が23日に幕を開ける。4年に一度開催される“アジア版五輪”と […]

NEWS 【名古屋アジア大会みどころ】女子・やり投世界一の北口榛花、3種目挑戦の田中希実、100mH中島ひとみ、らがアジアの頂点目指す!

2026.09.21

【名古屋アジア大会みどころ】女子・やり投世界一の北口榛花、3種目挑戦の田中希実、100mH中島ひとみ、らがアジアの頂点目指す!

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 1994年広島大会以来、32年ぶりに自国開催となるアジア大会の陸上競技が23日に幕を開ける。4年に一度開催される“アジア版五輪”と […]

NEWS 【高校生FOCUS】400mH・楠田ゆうな(鹿児島女)ケガを乗り越えて高校日本一「これまでの苦しさが吹き飛んだ」

2026.09.21

【高校生FOCUS】400mH・楠田ゆうな(鹿児島女)ケガを乗り越えて高校日本一「これまでの苦しさが吹き飛んだ」

FOCUS! 高校生INTERVIEW 楠田ゆうな  Kusuda Yuuna 鹿児島女高3鹿児島 滋賀インターハイ女子400mハードルを優勝した楠田ゆうな選手(鹿児島女高3)選手を紹介します。2位と0.11秒差の接戦の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年10月号 (9月14日発売)

2026年10月号 (9月14日発売)

アジア大会総展望
山口全中&日本インカレ
サウェ特集

page top