◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)3日目
パリ五輪・陸上競技の3日目のイブニングセッションに行われた女子100m準決勝2組に入っていたシェリー・アン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が棄権した。一部の報道ではハムストリングスの故障とも言われている。また、ユーロスポーツは「故障ではなく前日と異なりウォームアップエリアに入れなかったことが理由」とした。
37歳のフレイザー・プライスは2008年、12年ロンドン五輪100m金メダリスト。リオ五輪100m銅メダル、東京五輪では100m銀メダル、4×100mリレー金メダルを獲得している。世界選手権ではリレーを含め通算10個の金メダルを獲得。13年ロンドン世界選手権では100m、200m、4×100mリレーの3冠を果たした。17年の長男・ジオン君を出産後も、22年オレゴン世界選手権100m金メダルなど世界トップでの活躍を続ける。100mの自己記録10秒60は世界歴代3位。
家族との時間を作りたいという理由から今季限りでの現役引退を示唆しており、その言葉通りならレジェンドの個人でのオリンピックは準決勝棄権という形で幕を下ろすこととなる。
なお、準決勝1組はM.ジェファーソン(米国)が10秒99(+0.1)でトップ。フレイザー・プライスが欠場した2組は優勝候補のS.リチャードソン(米国/10秒89)を抑えてJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒84(-0.1)でトップ通過した。3組目はT.クレイトン(ジャマイカ)が10秒89(+0.2)で1着だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.21
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.16
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.21
「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]
2025.11.21
お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)
月刊陸上競技2025年12月号に一部誤りがございました。 75ページに掲載した高校駅伝福岡県大会女子で、優勝した筑紫女学園の記事の中に、区間賞獲得者が1人(5区・大熊さわ選手/3年)となっておりましたが、正しくは3人(大 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025