HOME 国内、日本代表、五輪
4大会連続の飯塚翔太「スタートに立てる喜びでいっぱい」200mでベストパフォーマンス狙う/パリ五輪
4大会連続の飯塚翔太「スタートに立てる喜びでいっぱい」200mでベストパフォーマンス狙う/パリ五輪

主将を務める飯塚翔太(ミズノ)

8月1日から始まるパリ五輪・陸上競技に向けて、日本代表選手団が出国する前に会見を開いて意気込みを語った。

男子200mの飯塚翔太(ミズノ)は男子個人で最多となる4大会連続出場。今大会は自身初の主将も務める。「気づいたら4回目。回数重ねるたびに、スタートに立てるありがたさ、喜びでいっぱいです」と、さすがの落ち着きで堂々と話す。

日本選手権は6位にとどまったが、ワールドランキングで出場権を得て内定。「ずっと調子は良いのですが、やっぱり1本、1本のダメージも大きい。今のコンディションはまぁまぁ。日本選手権後の練習消化は6割くらい。あと2週間あるので、事前合宿で仕上げていきたい」と言う。

広告の下にコンテンツが続きます

過去3大会は個人ではいずれも予選落ち。ただ、昨年のブダペスト世界選手権では予選で自身海外最高となる20秒27をマークして準決勝に進んだ。

今大会は「タイムだけでなく、それに匹敵するパフォーマンスを出したい。ベテランらしくなり過ぎると動きにこだわって見た目のきれいさだけになることもあるんです。昔のがむしゃらさ、必至さも出していきたい。ベストを尽くす。それだけです」と目標を掲げる。

33歳になった日本の頼れる“アニキ”は、若手と同様にめいっぱい陸上の最高峰の舞台を楽しみ、自分のパフォーマンス発揮に全力を注ぐ。

パリ五輪の陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。

8月1日から始まるパリ五輪・陸上競技に向けて、日本代表選手団が出国する前に会見を開いて意気込みを語った。 男子200mの飯塚翔太(ミズノ)は男子個人で最多となる4大会連続出場。今大会は自身初の主将も務める。「気づいたら4回目。回数重ねるたびに、スタートに立てるありがたさ、喜びでいっぱいです」と、さすがの落ち着きで堂々と話す。 日本選手権は6位にとどまったが、ワールドランキングで出場権を得て内定。「ずっと調子は良いのですが、やっぱり1本、1本のダメージも大きい。今のコンディションはまぁまぁ。日本選手権後の練習消化は6割くらい。あと2週間あるので、事前合宿で仕上げていきたい」と言う。 過去3大会は個人ではいずれも予選落ち。ただ、昨年のブダペスト世界選手権では予選で自身海外最高となる20秒27をマークして準決勝に進んだ。 今大会は「タイムだけでなく、それに匹敵するパフォーマンスを出したい。ベテランらしくなり過ぎると動きにこだわって見た目のきれいさだけになることもあるんです。昔のがむしゃらさ、必至さも出していきたい。ベストを尽くす。それだけです」と目標を掲げる。 33歳になった日本の頼れる“アニキ”は、若手と同様にめいっぱい陸上の最高峰の舞台を楽しみ、自分のパフォーマンス発揮に全力を注ぐ。 パリ五輪の陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top