2024.07.21
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第10戦・ロンドン大会となるロンドンアスレチックミートが7月20日、英国・ロンドンで開催され、女子400mではN.プライス(ジャマイカ)が大会新、今季世界最高、世界歴代7位の48秒57で優勝した。プライスは現在23歳。昨年までの自己ベストは50秒21だったが、今季は自己記録を連発。大会前のベストはジャマイカ記録の48秒89だったが、これをさらに更新した。
女子800mでは東京五輪、オレゴン・ブダペスト世界選手権銀メダルのK.ホジキンソン(英国)が1分54秒61の大会新V。世界歴代6位の好タイムで、自己記録を更新した。「今日のような素晴らしい雰囲気の中では果敢に挑めるから、この機会を逃すまいと思った。最高の気分で、パリ(五輪)に向けて自信になった」とコメントした。
女子400mハードルではF.ボル(オランダ)が51秒30でこちらも大会新。自己2番目の記録で、パフォーマンス世界歴代4位の好タイムだった。男子400mはブダペスト世界選手権銀メダルのM.ハドソン・スミス(英国)が大会新、今季世界最高の43秒74で制覇。自身の欧州記録を塗り替えた。
男子砲丸投では、L.ファッブリ(イタリア)が22m52で世界記録(23m56)保持者のR.クルーザー(米国)を抑えて優勝。クルーザーは22m37で2位だった。
男子100mは、200mで世界選手権3連覇中のN.ライルズ(米国)が9秒81(-0.3)の自己新で優勝。女子200mではオレゴン世界選手権銀メダルのG.トーマス(米国)が21秒82(-0.9)で、男子3000mではD.L.ロバル(スイス)が7分27秒68でいずれも大会新で優勝している。
女子やり投はマッケンジー・リトル(豪州)が自己新となる66m27で優勝。北口榛花(JAL)は4位だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.18
200m鵜澤飛羽が3着で準決勝へ 「自己ベストを出せれば決勝に行ける」/東京世界陸上
2025.09.11
ウサイン・ボルトが来日!自身の世界記録更新「今は特にいない」若き選手へ「自分を信じて」
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
-
2025.09.13
-
2025.09.14
-
2025.09.11
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.18
DAY5イブニングセッションは3万5千人超来場 残りの日程は完売間近/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京2025世界陸上財団は9月17日、東京世界陸上5日目(DAY5)の入場者数(17日21時時点の速報値)を発表した。 鵜澤飛羽(JAL)が準決勝へ進んだ男子200 […]
2025.09.18
女子200m・井戸アビゲイル風果が日本勢14年ぶり準決勝へ 男子は鵜澤飛羽が着順通過/世界陸上Day5
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目が行われ、女子200m予選5組に出場した井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が22秒98(±0)で5着に入り、4着以下の記録上位4番目で準決勝進出を決め […]
2025.09.18
ナデル1500mフィニッシュ直前逆転初V ムーン棒高跳3連覇 3000m障害チェロティチ大会新/世界陸上Day5
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションは4種目で決勝が行われた。 最初の400mが59秒45のスローペースで始まった男子1500m。最後まで混戦となったレースを制 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/