HOME 国内

2024.06.29

5000m・田中希実が15分23秒72で3連覇&3年連続2冠達成!2位・山本有真は初五輪に大きく前進/日本選手権
5000m・田中希実が15分23秒72で3連覇&3年連続2冠達成!2位・山本有真は初五輪に大きく前進/日本選手権

24年日本選手権800mに出場した田中希実

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)3日目

第108回日本選手権の3日目が行われ、女子5000mは田中希実(New Balance)が15分23秒72で3連覇を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

すでにこの種目でパリ五輪代表に内定している田中。2時間前に800m予選を3着通過(2分04秒36)して臨んだレースは、集団の中に控えた1000mの通過が3分19秒というスローペースとなる。その後、田中が先頭に立ってから徐々にスピード上がり、2000mを6分23秒で通過。2800mから田中が集団を徐々に抜け出していく。

3000mを9分28秒、4000mは12分39秒で通過し、そこからフィニッシュに向けて段階的なスパート。後続を引き離し、堂々たる走りを見せた。

前日の1500mではサードベストの4分01秒44で5連覇を飾るとともに、参加標準記録も突破して2種目めの代表に内定。1500mとの2冠は3年連続となる。

2位争いは山本有真(積水化学)が15分34秒64で制し、ワールドランキングでの初の五輪代表入りに大きく前進した。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)3日目 第108回日本選手権の3日目が行われ、女子5000mは田中希実(New Balance)が15分23秒72で3連覇を飾った。 すでにこの種目でパリ五輪代表に内定している田中。2時間前に800m予選を3着通過(2分04秒36)して臨んだレースは、集団の中に控えた1000mの通過が3分19秒というスローペースとなる。その後、田中が先頭に立ってから徐々にスピード上がり、2000mを6分23秒で通過。2800mから田中が集団を徐々に抜け出していく。 3000mを9分28秒、4000mは12分39秒で通過し、そこからフィニッシュに向けて段階的なスパート。後続を引き離し、堂々たる走りを見せた。 前日の1500mではサードベストの4分01秒44で5連覇を飾るとともに、参加標準記録も突破して2種目めの代表に内定。1500mとの2冠は3年連続となる。 2位争いは山本有真(積水化学)が15分34秒64で制し、ワールドランキングでの初の五輪代表入りに大きく前進した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top