2024.06.17
6月14日、エチオピアの10000m五輪トライアルがスペイン・ネルハで開催され、男子10000mではドーハ世界選手権銀メダルのY.ケジャルチャが今季世界最高、世界歴代7位の26分31秒01で優勝した。
ケジャルチャは東京五輪金メダルのS.バレガや世界大会入賞常連のB.アレガウィらとともに先頭集団を形成。5000mを13分17秒のペースで通過した。ラスト200mでアレガヴィがわずかにリードしたが、最後の直線でケジェルチャがかわしてトップでフィニッシュした。
アレガヴィも世界歴代8位の26分31秒13で2位。バレガが26分34秒93で3位となり、上位3人は東京五輪代表と同じ顔ぶれとなっている。
また、4位には17歳のB.メハリーが26分37秒93でフィニッシュ。05年にサムエル・ワンジル(ケニア/当時・トヨタ自動車九州所属)が樹立した26分41秒75のU20世界記録を19年ぶりに更新した。
女子はF.テスファイが29分47秒71の自己新で快勝。T.ゲブレセラマが29分49秒33、ブダペスト世界選手権銅メダルのE.タイェが29分50秒52で3位に続いた。ブダペスト世界選手権金メダルのG.ツェガイ、東京五輪金メダルのL.ギデイはこのレースには出場していなかった。
男子10000m世界歴代10傑
26.11.00 J.チェプテゲイ(ウガンダ) 2020.10. 7 26.17.53 K.ベケレ(エチオピア) 2005. 8.26 26.22.75 H.ゲブルセラシェ(エチオピア)1998. 6. 1 26.27.85 P.テルガト(ケニア) 1997. 8.22 26.30.03 N.ケンボイ(カタール) 2003. 9. 5 26.30.74 A.ディンケサ(エチオピア) 2005. 5.29 26.31.01 Y.ケジャルチャ(エチオピア) 2024. 6.14 26.31.13 B.アレガウィ(エチオピア) 2024. 6.14 26.33.84 G.フィッシャー(米国) 2022. 3. 6 26.33.93 J.キプリモ(ウガンダ) 2021. 5.19RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025