HOME 高校

2024.05.28

八種競技・奈良本圭亮5537点でV3!! 清水空跳が短距離4冠 走高跳・稲垣公生が大会新/IH石川県大会
八種競技・奈良本圭亮5537点でV3!! 清水空跳が短距離4冠 走高跳・稲垣公生が大会新/IH石川県大会

奈良本圭亮(星稜)

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

石川県大会は5月22日~25日の4日間、白山市の松任総合運動公園競技場で行われた。

男子八種競技では奈良本圭亮(星稜3)が、県高校記録に51点まで迫る5537点の大会新記録で3連覇を果たした。奈良本は110mハードルも14秒98(-1.5)で2連覇を飾っている。

広告の下にコンテンツが続きます

男子100mでは昨年の全中200m覇者の清水空跳(星稜1)が10秒67(-1.5)と向かい風ながら好タイムで走破。200mは21秒45(+0.7)で2位に0.65秒差をつける快走で、1年生ながら個人2冠を獲得した。

星稜は清水が2走、奈良本がアンカーを務めた4×100mリレー、4×400mリレーでもそれぞれ41秒73、3分20秒48で優勝。清水、奈良本はともに4冠を達成した。

男子走高跳は県高校記録(2m12)保持者の稲垣公生(金沢龍谷3)が1m95を1回で成功して2連覇を決めると、2m10を2回目に決めて大会記録を2cm更新。2m15は3回とも失敗したが、14m20(+4.7)で優勝した三段跳との2冠を飾った。

男子砲丸投で長浦蓮太(鵬学園3)が6回目で14m93の県高校記録をマークして圧勝。同記録を6年ぶりに1cm更新した。長浦は円盤投でも42m44で優勝し2冠を果たした。

女子400mでは倉島志津稀(星稜3)が57秒52で優勝し、2分14秒95で制した800m、4分00秒11で優勝した4×400mリレー(4走)との3冠を果たした。女子投てきでは浜崎せな(金沢2)が砲丸投を11m13、やり投を41m27で制し、3位に入った円盤投と合わせて3種目で北信越大会行きを決めた。

学校対抗では幅広い種目で得点を稼いだ星稜が男子総合は138点、女子総合は171点で2位以下を大きく引き離して優勝した。

北信越大会は6月13日から4日間、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 石川県大会は5月22日~25日の4日間、白山市の松任総合運動公園競技場で行われた。 男子八種競技では奈良本圭亮(星稜3)が、県高校記録に51点まで迫る5537点の大会新記録で3連覇を果たした。奈良本は110mハードルも14秒98(-1.5)で2連覇を飾っている。 男子100mでは昨年の全中200m覇者の清水空跳(星稜1)が10秒67(-1.5)と向かい風ながら好タイムで走破。200mは21秒45(+0.7)で2位に0.65秒差をつける快走で、1年生ながら個人2冠を獲得した。 星稜は清水が2走、奈良本がアンカーを務めた4×100mリレー、4×400mリレーでもそれぞれ41秒73、3分20秒48で優勝。清水、奈良本はともに4冠を達成した。 男子走高跳は県高校記録(2m12)保持者の稲垣公生(金沢龍谷3)が1m95を1回で成功して2連覇を決めると、2m10を2回目に決めて大会記録を2cm更新。2m15は3回とも失敗したが、14m20(+4.7)で優勝した三段跳との2冠を飾った。 男子砲丸投で長浦蓮太(鵬学園3)が6回目で14m93の県高校記録をマークして圧勝。同記録を6年ぶりに1cm更新した。長浦は円盤投でも42m44で優勝し2冠を果たした。 女子400mでは倉島志津稀(星稜3)が57秒52で優勝し、2分14秒95で制した800m、4分00秒11で優勝した4×400mリレー(4走)との3冠を果たした。女子投てきでは浜崎せな(金沢2)が砲丸投を11m13、やり投を41m27で制し、3位に入った円盤投と合わせて3種目で北信越大会行きを決めた。 学校対抗では幅広い種目で得点を稼いだ星稜が男子総合は138点、女子総合は171点で2位以下を大きく引き離して優勝した。 北信越大会は6月13日から4日間、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top