2024.05.24
男子100m2大会連続世界選手権ファイナリストのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)と契約するマネジメント会社UDN SPORTSは、小中高生を対象とした100mの競技会「DAWN GAMES(ドーンゲームス)」を開催することを発表した。
同大会は、サニブラウンの「陸上人口を増やし、層を厚くしたい」「子どもたちがもっといろんなチャレンジする機会を増やしたい」という思いから企画し、昨年構想を発表。今年、ついに本格始動する。
対象は小学校4~6年生、中学生、高校生の男女。6月9日(日)に西日本予選(大阪・ヤンマースタジアム長居)、同29日に東日本予選(東京・大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森)を経て、それぞれのエリア予選での各カテゴリーの上位4名ずつの合計8人が、秋開催予定の「決勝大会」への出場権が与えられる。
決勝大会の上位入賞者は“TEAM Hakim”のメンバーに選出。特典については未定としながらも、サニブラウンは「将来的には競技会や僕の拠点など、最先端のところを間近で見て、肌で感じてほしい」とも語っている。
また、予選会にはサニブラウンのトレーニングやコンディショニングをサポートしてきたトレーナーや、食事・栄養面を管理する栄養士によるコンテンツも提供されるという。なお、予選会の参加料は無料となっている。
大会名の「DAWN」は夜明け、黎明という意味で、「新しい時代や出発の始まりを象徴」「新たなフェースの夜明けや革命をもたらすような大会にしたい」という思いが込められている。応募は5月24日にスタート。申し込み多数の場合は抽選となる場合もある。
サニブラウンは「かたい大会ではないので、気軽に応募してほしいですし、大会で走った経験や、選手同士でのつながりなど、何か一つ、“お土産”を持って帰れるような大会になれば」とメッセージを送っている。
世界のトップスプリンターとして活躍するサニブラウン。競技面だけでなく、こうした活動でも陸上界をさらに高みへと導いていく。
◇DAWN GAMESの応募はこちら!
東日本予選/西日本予選
※決勝進出条件に一部誤りがあり、修正しました。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025