世界最高峰のリーグ戦・ダイヤモンドリーグ(DL)の主催者は、5月19日にモロッコで行われるマラケシュ大会のエントリーを発表した。
日本からは男子3000m障害の三浦龍司(SUBARU)がただ1人参戦。10日のDLドーハでは8分13秒96とパリ五輪の参加標準を切り、パリ五輪代表に内定している。
同種目には東京五輪金メダリストで、22年、23年と世界選手権を連覇している地元のヒーロー、ソフィアン・エル・バッカリ(モロッコ)が今季トラック初戦として出場を予定。ブダペスト世界選手権銅のアブラハム・キビウォト(ケニア)、世界選手権で5度のメダルに輝いているコンセスラス・キプルト(ケニア)など名だたる選手が名を連ねた。
パリ五輪の前哨戦ともいえるメンバーのなかで、三浦の走りに注目が集まる。
このほかの種目にも世界のトップ選手たちが多数エントリー。女子200mにはブダペスト金のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が出場し、ムジンガ・カンブンジ(スイス)なども出場を予定。男子円盤投は今季74m35の世界記録を樹立したマイコラス・アレクナ(リトアニア)が登場。世界選手権優勝経験のあるダニエル・ストール(スウェーデン)、クリスティアン・チェー(スロベニア)も参戦する。
また男子三段跳もユーグ・ファブリス・ザンゴ(ブルキナファソ)、ラザロ・マルティネス(キューバ)をはじめ、ペドロ・ピチャルド(ポルトガル)、アウミル・ドス サントス(ブラジル)、クリスチャン・テイラー(米国)と錚々たる顔ぶれが揃った。
大会は当初、モロッコの首都ラバトでの開催が予定されていたが、諸事情により会場が変更。主催者は公式サイトにおいて、ラバト/マラケシュ大会と表記している。
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