HOME 国内

2024.05.05

棒高跳・諸田実咲 大会新4m30で制すも「悔しい」パリ五輪目指し海外転戦/水戸招待
棒高跳・諸田実咲 大会新4m30で制すも「悔しい」パリ五輪目指し海外転戦/水戸招待

4m30で女子棒高跳を優勝した諸田実咲(アットホーム)

◇水戸招待陸上(5月5日/茨城・ケーズデンキスタジアム水戸)

日本グランプリシリーズG2の水戸招待が行われ、女子棒高跳は諸田実咲(アットホーム)が4m30の大会新記録で優勝した。

日本記録4m48を持つ諸田。4m00、4m10と1回でクリアして優勝を決めると、続く高さを4m30に設定し、2回目で成功させた。だが、4m40は3回失敗に終わる。

広告の下にコンテンツが続きます

一定の追い風が吹く絶好のコンディションだったため、「こんなに良いコンディションはなかなかない。記録的には悔しいです」と唇を噛んだ。

4m30の2回目は大きくバーを越えていた。「身体の調子も良くて、今まで使ったことのないマックスポールを使えました」と、14フィート・155ポンドと硬いポールを使用し、「不安なく使えて、反発ももらえました」。

それだけに、4m50の日本新挑戦を視野に入れていたが「4m40で助走が変わってしまった」と首をかしげた。

ワールドランキングでパリ五輪を目指せる位置につけているが、「最低でも4m40を跳びたかった」。この後は「5月にポルトガルとノルウェー、6月にカナダで3試合を予定しています。一戦、一戦、大事に跳んでいきたい」。

この種目では2012年ロンドンに出た前日本記録保持者の我孫子智美以来の五輪を目指して、跳んで、跳んで、跳び続ける。

◇水戸招待陸上(5月5日/茨城・ケーズデンキスタジアム水戸) 日本グランプリシリーズG2の水戸招待が行われ、女子棒高跳は諸田実咲(アットホーム)が4m30の大会新記録で優勝した。 日本記録4m48を持つ諸田。4m00、4m10と1回でクリアして優勝を決めると、続く高さを4m30に設定し、2回目で成功させた。だが、4m40は3回失敗に終わる。 一定の追い風が吹く絶好のコンディションだったため、「こんなに良いコンディションはなかなかない。記録的には悔しいです」と唇を噛んだ。 4m30の2回目は大きくバーを越えていた。「身体の調子も良くて、今まで使ったことのないマックスポールを使えました」と、14フィート・155ポンドと硬いポールを使用し、「不安なく使えて、反発ももらえました」。 それだけに、4m50の日本新挑戦を視野に入れていたが「4m40で助走が変わってしまった」と首をかしげた。 ワールドランキングでパリ五輪を目指せる位置につけているが、「最低でも4m40を跳びたかった」。この後は「5月にポルトガルとノルウェー、6月にカナダで3試合を予定しています。一戦、一戦、大事に跳んでいきたい」。 この種目では2012年ロンドンに出た前日本記録保持者の我孫子智美以来の五輪を目指して、跳んで、跳んで、跳び続ける。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.06

マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報

男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]

NEWS 高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC

2025.12.06

高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC

◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]

NEWS 田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC

2025.12.06

田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC

◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]

NEWS 第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝

2025.12.06

第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝

12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]

NEWS 全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝

2025.12.06

全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝

12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top