HOME 国内

2024.04.14

飯塚翔太が勝負強さ見せる 100m10秒30で接戦を制す「3本走って一番良い動きができた」/出雲陸上
飯塚翔太が勝負強さ見せる 100m10秒30で接戦を制す「3本走って一番良い動きができた」/出雲陸上

接戦の男子100mを優勝した飯塚

◇吉岡隆徳記念出雲陸上(4月13日、14日/島根・浜山公園陸上競技場)2日目

男子100mは飯塚翔太(ミズノ)が勝負強さを発揮。10秒30(+0.1)で競り勝った。

1位から6位まで0.07秒差の混戦。飯塚が同タイムながら2位の木梨嘉紀(筑波大院)をわずかに抑えて頂点に立った。

広告の下にコンテンツが続きます

「今回は3本走れて、1本1本修正する時間がありました。3本目で一番良い動きができました」

今大会は前日(13日)の予備予選から出場したが、組5着(10秒37/-0.6)にどどまった飯塚。「予備予選では周りの選手と比べて完成度が低かった」。それでも、予選に進むと、10秒28(+0.6)で組2着で決勝進出を決めた。

「ビデオを見てウォーミングアップをしながら意識するところをなるべく減らしていきました。その積み重ねですね」。決勝では、序盤から好位置につけて、そのまま駆け抜けた。

「優勝はうれしい。タイムがついてくれれば良いけど、また上げられるようにがんばります」

リオ五輪4×100mリレー銀メダルをはじめ、数多くの実績を持つスプリンター。32歳のベテランのさらなる進化を目指している。「自己ベストを狙って練習しています」と飯塚。そして、今夏のパリで迎える4大会連続の五輪代表への意欲も十分ある。「日本(のレースで)優勝に絡んでいければ」と意気込んでいた。

◇吉岡隆徳記念出雲陸上(4月13日、14日/島根・浜山公園陸上競技場)2日目 男子100mは飯塚翔太(ミズノ)が勝負強さを発揮。10秒30(+0.1)で競り勝った。 1位から6位まで0.07秒差の混戦。飯塚が同タイムながら2位の木梨嘉紀(筑波大院)をわずかに抑えて頂点に立った。 「今回は3本走れて、1本1本修正する時間がありました。3本目で一番良い動きができました」 今大会は前日(13日)の予備予選から出場したが、組5着(10秒37/-0.6)にどどまった飯塚。「予備予選では周りの選手と比べて完成度が低かった」。それでも、予選に進むと、10秒28(+0.6)で組2着で決勝進出を決めた。 「ビデオを見てウォーミングアップをしながら意識するところをなるべく減らしていきました。その積み重ねですね」。決勝では、序盤から好位置につけて、そのまま駆け抜けた。 「優勝はうれしい。タイムがついてくれれば良いけど、また上げられるようにがんばります」 リオ五輪4×100mリレー銀メダルをはじめ、数多くの実績を持つスプリンター。32歳のベテランのさらなる進化を目指している。「自己ベストを狙って練習しています」と飯塚。そして、今夏のパリで迎える4大会連続の五輪代表への意欲も十分ある。「日本(のレースで)優勝に絡んでいければ」と意気込んでいた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

NEWS 女子中長距離・ドルーリー朱瑛里 来年から米国・ワシントン大へ留学 1861年創立の名門校

2025.11.13

女子中長距離・ドルーリー朱瑛里 来年から米国・ワシントン大へ留学 1861年創立の名門校

11月12日、米国・ワシントン大の陸上部は、U20世界選手権代表で、日本陸連ダイヤモンドアスリートNextageに認定されているドルーリー朱瑛里(津山高3岡山)が、26年秋から同大学に入学することを発表した。 ドルーリー […]

NEWS ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施  6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン

2025.11.13

ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施 6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン

11月12日、2028年ロサンゼルス五輪の実行委員会は、全競技の実施日程を発表し、陸上競技についても各種目のラウンドスケジュールが明らかになった。 ロサンゼルス大会では、陸上競技を開幕週に実施することがすでに昨年の時点で […]

NEWS 月刊陸上競技2025年12月号

2025.11.12

月刊陸上競技2025年12月号

Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]

NEWS 日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

2025.11.12

日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top