HOME 駅伝

2024.04.03

ヤクルト・國學院大主将の伊地知賢造、志貴勇斗、石井一希が加入 高宮祐樹は現役引退
ヤクルト・國學院大主将の伊地知賢造、志貴勇斗、石井一希が加入 高宮祐樹は現役引退

ヤクルトに加入する(左から)伊地知賢造、志貴勇斗、石井一希

ヤクルト陸上競技部は4月1日、伊地知賢造(國學院大卒)、志貴勇斗(青学大卒)、石井一希(順大卒)の3人が入社したことを発表した。

伊地知は埼玉・松山高時代は全国大会の出場経験はなかったものの、國學院大入学後に急成長。2年時は全日本大学駅伝の8区で区間賞を獲得し、箱根駅伝では花の2区を担った。3年時は準優勝した出雲駅伝と全日本大学駅伝でアンカーを担い、主将として臨んだ4年時は出雲で3区、全日本はアンカー、箱根は1区を任されていた。伊地知はヤクルト陸上競技部のホームページで「素晴らしい環境で競技できることに感謝し、個人目標の達成、チーム目標に貢献できるように精進していきます」と抱負をコメントした。

山形南高時代に2年連続でインターハイに出場した志貴は、進学した青学大2年時の全日本大学駅伝で1区4位。箱根駅伝では1区を担って5位にまとめ、チームの2年ぶりとなる総合優勝に貢献した。3年時は出雲駅伝で4区を走ったものの、その後は学生3大駅伝への出場はなかった。志貴はヤクルト陸上競技部のホームページで「大学生時代は、不完全燃焼で終わってしまったので『心機一転』新たな環境でリスタートが切れるよう、競技に取り組んでいきたいと思います」と決意を語った。

広告の下にコンテンツが続きます

石井は千葉・八千代松陰高では、2、3年時に全国高校駅伝で3区を担当。順大では1年時から箱根駅伝で3年連続4区を務め、2年時に区間2位。4年時は学生3大駅伝に全て出場し、箱根では山登りの5区を担っていた。石井はヤクルト陸上競技部のホームページで「初めて地元千葉を離れて不安なことや慣れないことはたくさんありますが、精一杯頑張りたいと思います」とコメントした。

また、2016年東京マラソンで日本人トップの8位(2時間10分57秒)に入っていた高宮祐樹の現役引退も発表した。

36歳の高宮は福島・二本松工高から城西大を経て、2010年に入社。全日本実業団対校選手権やニューイヤー駅伝などに幅広く出場し、19年以降は主にマラソン大会に出場していた。
今後は社業に専念するという高宮は、ヤクルト陸上競技部のホームページ「このチームで陸上競技をすることができて本当に幸せでした」と感謝をつづった。

ヤクルト陸上競技部は4月1日、伊地知賢造(國學院大卒)、志貴勇斗(青学大卒)、石井一希(順大卒)の3人が入社したことを発表した。 伊地知は埼玉・松山高時代は全国大会の出場経験はなかったものの、國學院大入学後に急成長。2年時は全日本大学駅伝の8区で区間賞を獲得し、箱根駅伝では花の2区を担った。3年時は準優勝した出雲駅伝と全日本大学駅伝でアンカーを担い、主将として臨んだ4年時は出雲で3区、全日本はアンカー、箱根は1区を任されていた。伊地知はヤクルト陸上競技部のホームページで「素晴らしい環境で競技できることに感謝し、個人目標の達成、チーム目標に貢献できるように精進していきます」と抱負をコメントした。 山形南高時代に2年連続でインターハイに出場した志貴は、進学した青学大2年時の全日本大学駅伝で1区4位。箱根駅伝では1区を担って5位にまとめ、チームの2年ぶりとなる総合優勝に貢献した。3年時は出雲駅伝で4区を走ったものの、その後は学生3大駅伝への出場はなかった。志貴はヤクルト陸上競技部のホームページで「大学生時代は、不完全燃焼で終わってしまったので『心機一転』新たな環境でリスタートが切れるよう、競技に取り組んでいきたいと思います」と決意を語った。 石井は千葉・八千代松陰高では、2、3年時に全国高校駅伝で3区を担当。順大では1年時から箱根駅伝で3年連続4区を務め、2年時に区間2位。4年時は学生3大駅伝に全て出場し、箱根では山登りの5区を担っていた。石井はヤクルト陸上競技部のホームページで「初めて地元千葉を離れて不安なことや慣れないことはたくさんありますが、精一杯頑張りたいと思います」とコメントした。 また、2016年東京マラソンで日本人トップの8位(2時間10分57秒)に入っていた高宮祐樹の現役引退も発表した。 36歳の高宮は福島・二本松工高から城西大を経て、2010年に入社。全日本実業団対校選手権やニューイヤー駅伝などに幅広く出場し、19年以降は主にマラソン大会に出場していた。 今後は社業に専念するという高宮は、ヤクルト陸上競技部のホームページ「このチームで陸上競技をすることができて本当に幸せでした」と感謝をつづった。

新加入3人と引退の高宮のコメント全文をチェック!

伊地知賢造 ヤクルト本社に入社しました伊地知賢造です。歴史あるヤクルト陸上競技部に入部できたこと大変光栄に思います。素晴らしい環境で競技できることに感謝し、個人目標の達成、チーム目標に貢献できるように精進していきます。どうぞよろしくお願いいたします。 志貴勇斗 ヤクルト本社に入社しました志貴勇斗です。競技を続けられること、たくさんの方に応援していただいていることへの感謝を走りで表現していきたいです。大学生時代は、不完全燃焼で終わってしまったので「心機一転」新たな環境でリスタートが切れるよう競技に取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 石井一希 ヤクルト本社に入社しました石井一希です。初めて地元千葉を離れて不安なことや慣れないことはたくさんありますが、精一杯頑張りたいと思います。自分の走りが皆さまの目に止まるような走りをしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 高宮祐樹 本年度をもちまして陸上競技部を引退することになりました。入社以来14年間、沢山の方々の応援やご協力のおかげでここまで競技を続けることができました。苦しいこと楽しいこともありましたが、全て含めて本当に楽しい思い出です。このチームで陸上競技をすることができて本当に幸せでした。今まで応援していただき本当にありがとうございました。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

NEWS 東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

2025.12.02

東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]

NEWS Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

2025.12.02

Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

Hondaは12月2日、来年4月1日に入部する選手として、法大の大島史也、東海大の花岡寿哉と兵藤ジュダの3選手を発表した。 大島は千葉・専大松戸高出身。今年は関東インカレ5000mで7位入賞などがある。5000mは13分 […]

NEWS 約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!

2025.12.02

約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!

ミズノは12月2日、3D形状のフルレングスカーボンプレートを搭載したスピードランナー向けの新レーシングシューズ「HYPERWARP」シリーズを12月19日に全国のミズノランニング品取扱店で発売することを発表した。 近年の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top