2024.03.31
トヨタ紡織は西山凌平、河村知樹、小野田勇次が23年度で退部すると発表した。
西山は神奈川大を経て2016年に入社。1年目から全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で5区を務め、22年にアンカーを務めるまで5度出走した。22年の中部実業団駅伝では3区を務め、8年ぶりの優勝に貢献している。「最後の1年に関しては、一番結果にこだわりながら競技ができた」と誇った。
山梨学大附高時代に全国高校駅伝を制した河村。山梨学大でも3大駅伝で区間ひとケタで走るなど安定感を誇った。18年に加入すると、ニューイヤー駅伝にも3度出場。昨年は10000mで28分33秒63の自己新。ハーフマラソンでも22年1時間2分47秒を出した。河村は「競技生活は終わりを迎えますが本当に貴重な体験ができました」とコメントしている。
地元・愛知県出身の小野田は、豊川高から青学大へ。大学時代には4年連続で山下りの6区を務め、2度の区間賞、4年連続の60分切りという「山下りのスペシャリスト」として活躍した。ニューイヤー駅伝では20年、21年と1区を務めるなど力走している。小野田は今後について明言せず「チームを離れることになりました」とコメントした。
トヨタ紡織は今年のニューイヤー駅伝で11位だった。
トヨタ紡織を退部する3選手のコメント全文
西山凌平 今年度をもちまして、トヨタ紡織陸上部を引退いたします。6年間という短い間でしたが、自分で決めた決断なので後悔なく競技を終えれたと思えますし、最後の1年に関しては、一番結果にこだわりながら競技が出来たと思います。今後は、トヨタ紡織に残り社業に専念していくわけですが、陸上部で培ったメンタルと泥臭い努力でしっかり社業に向き合っていきたいと思います。今まで、たくさんのご声援ありがとうございました。 河村知樹 今年度をもちまして、競技を引退することになりました。入社してから色んな方々からのサポートもあり充実した競技生活をおくることができました。結果としては満足のいく成果を出すことができず、年間を通して練習を継続してできなかったことが心残りですが貴重な経験ができました。競技生活は終わりを迎えますが本当に貴重な体験ができました。今まで応援して下さったすべての方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。 小野田勇次 今年度をもちまして、チームを離れることになりました入社から5年間、恵まれた環境の中で競技を行うことができました。サポートしていただいた会社、応援してくださった方々には感謝しています。5年間応援ありがとうございました。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
「大阪から世界へ」OSAKA夢プログラム報告会が開催!ハンマー投・福田翔大「北京、ロスとさらに多くの代表を」
公益財団法人大阪陸上競技協会が展開する選手サポートプログラム「OSAKA夢プログラム」の第Ⅲ期報告会が11月18日、大阪市内のホテルで開催された。 東京世界選手権に出場した男子ハンマー投の福田翔大(住友電工)、女子100 […]
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025