HOME 国内

2024.03.31

Hondaの田口雅也が退部 パリ五輪MGCにも出場 松村優樹、原法利、ソゲットも勇退
Hondaの田口雅也が退部 パリ五輪MGCにも出場 松村優樹、原法利、ソゲットも勇退

田口雅也(Honda)

Hondaは3月31日、2023年度でチームを離れるメンバーを発表した。

昨年のパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)にも出場した田口雅也、松村優樹、原法利、ジャスティス・ソゲットの4選手と、中西正明マネージャーの合計5人となる。

田口は東洋大時代に、1年目の箱根駅伝で4区区間賞で優勝に貢献し、2年時から3年連続で箱根駅伝1区を務めて2年時に区間賞など安定感を誇った。15年にHondaに加入。21年にマラソンデビューすると、22年の東京マラソンで2時間9分27秒の自己新を出し、昨年のMGCでは2時間14分02秒で29位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

田口は「これからの活躍も応援していただけるとうれしいです。9年間ありがとうございました」とコメント。また、今年の東京マラソン(2時間19分38秒)後には自身のSNSで「次に向けてまた頑張ります!」と綴っている。

松村は順大から加入した。マラソンで21年のびわ湖毎日の2時間9分01秒がベスト。18年には全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で3区を走り総合2位に貢献している。松村は現役を引退。「皆さんの応援のおかげで最後まで全力で走ることができました」と感謝した。

大東大から18年に加入した原は「故障や体調不良に苦しみ、思い描いていた競技生活を送ることはできませんでしたが、Hondaの一員として競技を続けられて幸せでした」とコメント。ソゲットは23年にニューイヤー駅伝優勝時の2区を務めた。「私もチャレンジを続けます」と現役続行への意欲を示している。

広告の下にコンテンツが続きます

Hondaは22年に創部51年目でニューイヤー駅伝初優勝を果たすと翌年には連覇。今年は3連覇ならずも2位に入った。

Hondaは3月31日、2023年度でチームを離れるメンバーを発表した。 昨年のパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)にも出場した田口雅也、松村優樹、原法利、ジャスティス・ソゲットの4選手と、中西正明マネージャーの合計5人となる。 田口は東洋大時代に、1年目の箱根駅伝で4区区間賞で優勝に貢献し、2年時から3年連続で箱根駅伝1区を務めて2年時に区間賞など安定感を誇った。15年にHondaに加入。21年にマラソンデビューすると、22年の東京マラソンで2時間9分27秒の自己新を出し、昨年のMGCでは2時間14分02秒で29位だった。 田口は「これからの活躍も応援していただけるとうれしいです。9年間ありがとうございました」とコメント。また、今年の東京マラソン(2時間19分38秒)後には自身のSNSで「次に向けてまた頑張ります!」と綴っている。 松村は順大から加入した。マラソンで21年のびわ湖毎日の2時間9分01秒がベスト。18年には全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で3区を走り総合2位に貢献している。松村は現役を引退。「皆さんの応援のおかげで最後まで全力で走ることができました」と感謝した。 大東大から18年に加入した原は「故障や体調不良に苦しみ、思い描いていた競技生活を送ることはできませんでしたが、Hondaの一員として競技を続けられて幸せでした」とコメント。ソゲットは23年にニューイヤー駅伝優勝時の2区を務めた。「私もチャレンジを続けます」と現役続行への意欲を示している。 Hondaは22年に創部51年目でニューイヤー駅伝初優勝を果たすと翌年には連覇。今年は3連覇ならずも2位に入った。

Honda陸上競技部を離れる田口雅也ら選手たちのコメント全文

田口雅也 「Hondaの皆様、そしてファンの皆様の温かい応援があったからこそ頑張り続けることができました。これからの活躍も応援していただけると嬉しいです。9年間ありがとうございました」 松村優樹 「今期をもってHondaでは9年間、陸上を初めてからは19年間続けてきた陸上競技を引退することになりました。ケガや思ったような走りが出来ずに苦しい時期もありましたが、皆さんの応援のおかげで最後まで全力で走ることができました。ありがとうございました。今後ともHonda陸上競技部へのご声援よろしくお願いいたします」 原法利 「今期をもちましてHonda陸上競技部を勇退することとなりました。故障や体調不良に苦しみ、思い描いていた競技生活を送ることはできませんでしたが、Hondaの一員として競技を続けられて幸せでした。6年間の温かい応援ありがとうございました」 ジャスティス・ソゲット 「4年間ありがとうございました。ニューイヤー駅伝優勝、全日本実業団選手権二冠など印象深いレースもありますが、チームメンバーと過ごした日々が一番の思い出、私の誇りです。これからもチームとメンバーの活躍を祈っています。私もチャレンジを続けます」

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.27

11月22日、23日に奥能登で陸上教室を開催 朝原宣治さん、塚原直貴さん、君嶋愛梨沙らが被災地の子どもたちを指導

日本財団は10月27日、2024年の能登半島地震および水害で大きな被害を受けた石川県能登半島地域で、復興支援の一環として「奥能登陸上教室」を開催することを発表した。 日本財団では、アスリートとともに社会課題の解決に取り組 […]

NEWS 男子はエベニョ 女子はチェボールが優勝 世界クロカン代表にも内定/ケニア・クロカン選手権

2025.10.27

男子はエベニョ 女子はチェボールが優勝 世界クロカン代表にも内定/ケニア・クロカン選手権

10月25日、ケニア・エルドレッドでケニア・クロスカントリー選手権が行われ、男子10kmはブダペスト世界選手権10000m銀メダルのD.エベニョが30分12秒で、女子10kmはM.チェボールが34分17秒で優勝した。 男 […]

NEWS ハンマー投・小舘充華が引退「どんな時も前向きに」日本歴代6位の65m74、インカレ2度V

2025.10.27

ハンマー投・小舘充華が引退「どんな時も前向きに」日本歴代6位の65m74、インカレ2度V

女子ハンマー投の小舘充華(染めQ)が今季限りで引退を発表した。 小舘は秋田県出身で、花輪高でインターハイ6位など実績を残した。流経大に進むと、1年目から日本インカレでU20日本歴代5位(当時)の57m12を投げて2位。秋 […]

NEWS 欧州アスリート・オブ・ザ・イヤーはデュプランティス&ボルが授賞 ともに3度目の栄冠

2025.10.27

欧州アスリート・オブ・ザ・イヤーはデュプランティス&ボルが授賞 ともに3度目の栄冠

10月25日、欧州陸連は年間の優秀選手を表彰する「Golden Tracks」の授賞式をジョージアのバトゥミで開催。最優秀選手にあたる欧州アスリート・オブ・ザ・イヤーには男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)と […]

NEWS 山西利和が出身地・長岡京市のスポーツ特別顕彰受賞!20km競歩世界新が評価され自身3度目、複数回は史上初

2025.10.27

山西利和が出身地・長岡京市のスポーツ特別顕彰受賞!20km競歩世界新が評価され自身3度目、複数回は史上初

男子競歩の山西利和(愛知製鋼)が、出身地・京都府長岡京市の令和7年度長岡京市スポーツ賞においてスポーツ特別顕彰を受賞した。 同顕彰は過去に長岡京市の市民栄誉賞の受賞歴があり、かつ世界規模の大会で顕著な成績を収め、市民に明 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top