2024.03.01
3月1日、安川電機は2月29日付で加藤風磨、江口大雅、鈴木雄太、新郷幸聖の4選手が退部したことを発表した。
加藤は埼玉県出身の27歳。武蔵越生高から亜細亜大に進み、3年生だった16年には関東インカレ2部5000m7位に入賞したほか、翌年の箱根駅伝では関東学生連合チームとして9区に出場した。安川電機入社後はトラック、ロード、クロカンで活躍。全日本実業団対抗駅伝は19年、21年、22年と3度出場を果たしている。
25歳の江口は長崎・鎮西学院高時代に全国高校駅伝に出場。駒大では主要大会には出場できなかったものの、5000mでは高校時代の自己記録を40秒以上更新するなど成長した。引退レースとなった2月の全日本実業団ハーフマラソン選手権では1時間2分44秒と自己ベスト記録でフィニッシュしていた。
東海大出身の鈴木雄太も入社3年目の25歳。箱根駅伝では20年、21年とエントリーメンバーに名を連ねたものの、出走は叶わず。それでも大学卒業前の熊日30kmロードでは16位と健闘し、22年の九州実業団駅伝では6区を務めていた。
また、長崎・瓊浦高から高卒で入社した新郷は22年の全日本実業団選手権ジュニア5000mで優勝。その後は故障などで、思うように走れない時期が続いていたという。
加藤は引退にあたり、「6年間を振り返るとあっという間に過ぎていってしまったように感じ、とても印象的でした。出身が九州ではない私の事を安川電機の皆さんが応援してくれたことが本当に嬉しかったです。6年間も走り続けることができたのはこの応援があったからこそだと思っています」とコメントを発表。江口も「最後のレースで自己ベストを更新することができ、努力し続けてきて良かったです。陸上競技で知り合ったつながりを大切にし、これから先の社業でも頑張っていこうと思います」と綴った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.23
サニブラウンが今季初戦 200mで東京世界陸上イヤー始動
2025.03.19
出雲・全日本2冠の國學院大祝賀会に約500人! 平林清澄「次のステップへの一つの階段」
-
2025.03.18
-
2025.03.17
-
2025.03.18
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
2025.02.24
青学大新主将・黒田朝日が2時間6分05秒!先輩・若林宏樹の学生記録を上回る/大阪マラソン
-
2025.03.19
-
2025.03.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.23
インゲブリグトセン、デュプランティス、ホロウェイが貫禄勝ち! 女子60mはカンブンジが2大会ぶりV/世界室内
◇南京世界室内選手権(3月21~23日/中国・南京)2日目 世界室内選手権の2日目が行われ、男子3000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が7分46秒09で優勝した。 インゲブリグトセンは五輪・世界選手権金メダリ […]
2025.03.23
サニブラウンが今季初戦 200mで東京世界陸上イヤー始動
3月22日、米国フロリダ州マイアミでハリケーン招待が行われ、男子200mにパリ五輪代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。21秒18(+1.2)の組2着で今季初戦を終えた。1着はパリ五輪400m銀メダリスト […]
2025.03.22
ダンフィー35km競歩で2時間21分40秒の世界新!!昨年川野将虎が打ち立てた記録を7秒更新
世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールド大会「デュディンス50」が3月22日、スロバキアで開かれ、男子35kmでエヴァン・ダンフィー(カナダ)が2時間21分40秒の世界新記録を樹立した。 これまでの世界記録は昨年10月の日本 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報