HOME 海外

2024.02.19

男子砲丸投世界選手権連覇のシュトアルが現役引退 グライド投法最後の世界チャンピオン
男子砲丸投世界選手権連覇のシュトアルが現役引退 グライド投法最後の世界チャンピオン

15年世界選手権男子砲丸投で2位のシュトアル

男子砲丸投の世界選手権金メダリスト、D.シュトアル(ドイツ)の引退が世界陸連(WA)から発表された。

現在33歳のシュトアルは11年テグ・13年モスクワ両世界選手権で金メダルを獲得。12年のロンドン五輪でも銀メダルを手にしている。自己記録は22m20(15年)で、6kgのU20規格では22m73のU20欧州記録を保持している。

2007年にU18世界選手権、その翌年にU20世界選手権を制し、U18・U20・シニアの全カテゴリで世界タイトルを獲得した数少ない選手。15年の北京世界選手権でも銀メダルに輝くなど活躍したが、21年に椎間板ヘルニアを患ってからはトレーニングや競技が難しい状況だったという。22年6月以降は競技会に出場していなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

回転投法が主流となっている男子砲丸投において、シュトアルは24年時点でグライド投法による最後の世界大会優勝者となっている。

男子砲丸投の世界選手権金メダリスト、D.シュトアル(ドイツ)の引退が世界陸連(WA)から発表された。 現在33歳のシュトアルは11年テグ・13年モスクワ両世界選手権で金メダルを獲得。12年のロンドン五輪でも銀メダルを手にしている。自己記録は22m20(15年)で、6kgのU20規格では22m73のU20欧州記録を保持している。 2007年にU18世界選手権、その翌年にU20世界選手権を制し、U18・U20・シニアの全カテゴリで世界タイトルを獲得した数少ない選手。15年の北京世界選手権でも銀メダルに輝くなど活躍したが、21年に椎間板ヘルニアを患ってからはトレーニングや競技が難しい状況だったという。22年6月以降は競技会に出場していなかった。 回転投法が主流となっている男子砲丸投において、シュトアルは24年時点でグライド投法による最後の世界大会優勝者となっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

NEWS 全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

2025.12.08

全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]

NEWS 3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

2025.12.08

3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]

NEWS 400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

2025.12.08

400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]

NEWS 福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top