2024.02.09
青学大長距離ブロックの2024年度新入部員がチームへの取材で判明した。5000mで高校歴代2位の13分28秒78を持つ折田壮太(須磨学園高・兵庫)や同歴代4位の13分34秒20を持つ飯田翔大(出水中央高・鹿児島)、3000m障害で同歴代4位の8分40秒71を持ちインターハイでは2位に入った黒田然(玉野光南高・岡山)らが、春から箱根駅伝優勝チームの仲間入りとなる。
折田は5000mで昨年度のインターハイ日本人トップ(5位)、国体少年A優勝といった実績を持ち、12月の全国高校駅伝では1区区間賞と、トラック・ロード問わず世代ナンバーワンの実力者。弊誌の取材では「大学でもトラックでは日本選手権、駅伝では箱根駅伝という目標に向かってがんばっていきたい」と意気込みを口にしていた。
上記選手の他には、インターハイ3000m障害で黒田に次ぐ3位に入り、全国高校駅伝では2区でチームの優勝に貢献した遠藤大成(佐久長聖高・長野)、8月の東アジアユース大会クロスカントリー5kmで金メダルを獲得した佐々木大輝(花咲徳栄高・埼玉)、千葉・八千代松陰高の全国高校駅伝2年連続3位の立役者となった小河原陽琉など、全国の強豪選手がずらり。
5000m13分台は6人で、上位5人平均は驚異の「13分46秒80」となる。これは2021年度の青学大(13分55秒16)を8秒以上も上回る新入生の過去最速タイムだ。
青学大は2012年の出雲駅伝で学生三大駅伝初タイトル。箱根駅伝では今年1月の大会を10時間41分25秒の大会新記録で総合優勝を飾っており、15年の初優勝以降、10戦7勝と驚異の勝率を誇る。自慢の選手層に強力な新入生が加わり、新年度も学生駅伝界を牽引する存在となりそうだ。
青学大長距離ブロック 2024年度の新入部員一覧
安島莉玖(大垣日大高・岐阜) 5000m14.06.47 飯田翔大(出水中央高・鹿児島) 5000m13.34.20 植村真登(いわき秀英高・福島) 5000m14.03.62 遠藤大成(佐久長聖高・長野) 5000m13.58.03 小河原陽琉(八千代松陰高・千葉) 5000m13.58.96 折田壮太(須磨学園高・兵庫) 5000m13.28.78 黒田然(玉野光南高・岡山) 5000m14.19.13 佐々木大輝(花咲徳栄高・埼玉) 5000m13.55.85 [adinserter block=”4”] 佐藤愛斗(小林高・宮崎) 5000m13.57.15 徳本陽(東農大二高・群馬) 5000m14.06.64 橋本昊太(滋賀学園・滋賀) 5000m14.02.48 福富翔(須磨学園高・兵庫) 5000m14.09.05 船越碧(九州学院高・熊本) 5000m14.39.78 松田煌希(清風高・大阪) 5000m14.15.74 若林良樹(洛南高・京都) 5000m14.17.36
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
-
2024.05.03
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
-
2024.04.27
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
-
2024.04.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.03
ハンマー投・福田翔大が73m00!!室伏親子、土井に続く日本人4人目の到達「かなり良いスタート」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、男子ハンマー投は福田翔大(住友電工)が73m00の自己新で優勝した。この記録は日本歴代4位で、日本歴代 […]
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) グランプリ <男子> 200m 鵜澤飛羽(筑波大) 20秒26(-0.4) 400m 小渕瑞樹(登利平AC) 4 […]
2024.05.03
走高跳・好調の髙橋渚が自己新の1m88!パリ五輪出場目指し「チャレンジャーとして楽しみ」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、女子走高跳は髙橋渚(センコー)が優勝した。日本歴代8位の自己記録(1m87)を1cm更新する1m88に […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!