HOME ニュース、国内

2020.09.16

【マラソン】大迫傑と鈴木亜由子がイベントに登場 五輪延期「余裕を持てる期間」
【マラソン】大迫傑と鈴木亜由子がイベントに登場 五輪延期「余裕を持てる期間」

【マラソン】
大迫傑と鈴木亜由子がナイキのオンラインイベントに登場
東京五輪延期は「余裕を持てる期間ができた」

ナイキが9月15日にオンラインで開催した「エア ズーム アルファフライ ネクスト%(以下、アルファフライ)新色発表会」に東京五輪マラソン代表の大迫傑(Nike)と鈴木亜由子(日本郵政グループ)が登場。自身が使用しているシューズや来年開催される東京五輪について語った。


ナイキのオンライン発表会に登場した東京五輪マラソン代表の大迫傑(Nike、上)と鈴木亜由子(日本郵政グループ)

今年3月の東京マラソンで2時間5分29秒と、自身の持つ日本記録を21秒短縮して東京五輪へのキップを手にした大迫。レース当日に履いていた厚底シューズ「アルファフライ」を「クッション性と反発がさらに増して、後半も脚が残っている。疲れてきてもしっかり踏み込める」と評価しながらも、事前の練習では「2回ぐらいしか履いていなかった。レースの時まで楽しみを取っておいた」と明かした。

鈴木は「目的に合わせてシューズを履き分けている」と言い、アルファフライについては「まだレースでは履いていませんが、反発はすごいなと感じる」と気に入っている様子だった。

延期となった東京五輪に向けては「MGC(昨年9月)、東京(今年3月)と走って8月に東京五輪というのはちょっときつかった。余裕を持てる期間ができた分、より強い自分を出したい」と大迫が言えば、鈴木も「MGCは課題の残る走りになった。それをモチベーションにして来年はしっかりマラソンを走りたい」と意気込んだ。

なお、大迫と鈴木は同学年で今年29歳。大迫は8月に少人数での選抜合宿を開催するなど将来的には指導者になる意向を示しており、鈴木は「まだ漠然としているけど、これまで培ったことを生かしてスポーツに携わっていきたい」とした。

【マラソン】 大迫傑と鈴木亜由子がナイキのオンラインイベントに登場 東京五輪延期は「余裕を持てる期間ができた」

ナイキが9月15日にオンラインで開催した「エア ズーム アルファフライ ネクスト%(以下、アルファフライ)新色発表会」に東京五輪マラソン代表の大迫傑(Nike)と鈴木亜由子(日本郵政グループ)が登場。自身が使用しているシューズや来年開催される東京五輪について語った。 ナイキのオンライン発表会に登場した東京五輪マラソン代表の大迫傑(Nike、上)と鈴木亜由子(日本郵政グループ) 今年3月の東京マラソンで2時間5分29秒と、自身の持つ日本記録を21秒短縮して東京五輪へのキップを手にした大迫。レース当日に履いていた厚底シューズ「アルファフライ」を「クッション性と反発がさらに増して、後半も脚が残っている。疲れてきてもしっかり踏み込める」と評価しながらも、事前の練習では「2回ぐらいしか履いていなかった。レースの時まで楽しみを取っておいた」と明かした。 鈴木は「目的に合わせてシューズを履き分けている」と言い、アルファフライについては「まだレースでは履いていませんが、反発はすごいなと感じる」と気に入っている様子だった。 延期となった東京五輪に向けては「MGC(昨年9月)、東京(今年3月)と走って8月に東京五輪というのはちょっときつかった。余裕を持てる期間ができた分、より強い自分を出したい」と大迫が言えば、鈴木も「MGCは課題の残る走りになった。それをモチベーションにして来年はしっかりマラソンを走りたい」と意気込んだ。 なお、大迫と鈴木は同学年で今年29歳。大迫は8月に少人数での選抜合宿を開催するなど将来的には指導者になる意向を示しており、鈴木は「まだ漠然としているけど、これまで培ったことを生かしてスポーツに携わっていきたい」とした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.03

“逆転”代表入りの400m佐藤風雅「気持ちは切り替えられている」本番でファイナル目指す/東京世界陸上

ミズノは9月13日に開幕する東京世界選手権の代表に内定した所属選手の男子200mの飯塚翔太、男子400mの佐藤風雅、男子やり投のディーン元気がオンラインで会見に登壇した。 3大会連続代表入りの佐藤。日本選手権では1着入線 […]

NEWS やり投3大会連続のディーン元気 決勝進出へ「早めに予選を通る」自国開催で「陸上を好きになるきっかけに」/東京世界陸上

2025.09.03

やり投3大会連続のディーン元気 決勝進出へ「早めに予選を通る」自国開催で「陸上を好きになるきっかけに」/東京世界陸上

ミズノは9月13日に開幕する東京世界選手権の代表に内定した所属選手の男子200mの飯塚翔太、男子400mの佐藤風雅、男子やり投のディーン元気がオンラインで会見に登壇した。 22年オレゴン、23年ブダペストと3大会連続出場 […]

NEWS 200m飯塚翔太「準決勝でベストな走りを」6度目出場「満員で盛り上がってほしい」/東京世界陸上

2025.09.03

200m飯塚翔太「準決勝でベストな走りを」6度目出場「満員で盛り上がってほしい」/東京世界陸上

ミズノは9月13日に開幕する東京世界選手権の代表に内定した所属選手の男子200mの飯塚翔太、男子400mの佐藤風雅、男子やり投のディーン元気がオンラインで会見に登壇した。 34歳、6度目(※個人では5度目)の世界選手権代 […]

NEWS ウガンダ・1万m王者チェプテゲイ、ハーフ世界記録キプリモは不参加 韓国はウ・サンヒョクら8人が登録/東京世界陸上

2025.09.03

ウガンダ・1万m王者チェプテゲイ、ハーフ世界記録キプリモは不参加 韓国はウ・サンヒョクら8人が登録/東京世界陸上

9月2日、ウガンダ陸連は東京世界選手権(9月13日~21日)の代表を発表し、世界選手権男子10000mで3連覇中のJ.チェプテゲイと、ハーフマラソンで56分42秒の世界記録を持つJ.キプリモが出場しないことが判明した。ウ […]

NEWS 走幅跳・オレゴン世界陸上代表の山川夏輝が結婚 黒いタキシード姿を披露

2025.09.03

走幅跳・オレゴン世界陸上代表の山川夏輝が結婚 黒いタキシード姿を披露

男子走幅跳で2022年オレゴン世界選手権代表の山川夏輝(Team SSP)が結婚したことが、結婚相手でインフルエンサーのapyuさんのインスタグラムで発表された。 インスタグラムではタキシー姿の山川と白いウェディングドレ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top