HOME 駅伝

2023.11.19

神奈川大・宮本陽叶が10組1着 洛南高の同期・佐藤圭汰を追いかけ「いつか勝負できるようになりたい」/10000m記録挑戦競技会
神奈川大・宮本陽叶が10組1着 洛南高の同期・佐藤圭汰を追いかけ「いつか勝負できるようになりたい」/10000m記録挑戦競技会

宮本陽叶

◇10000m記録挑戦競技会(11月19日/東京・国立競技場)

関東学連主催の10000m記録挑戦競技会が11月19日、国立競技場で行われ、男子10組は神奈川大の2年生・宮本陽叶が29分13秒12で組1着となった。

10月中旬の箱根駅伝予選会が終わってからは体調を崩し、まともに練習ができない時期があったこともあり、自己ベスト28分48秒63を持つ宮本にとっては物足りないタイム。「不完全燃焼ですが、現状確認ができたのでプラスに捉えたいと思います」とレース後は淡々と言葉を口にした。

広告の下にコンテンツが続きます

京都・洛南高時代は主力として活躍し、3年時には全国高校駅伝4区で区間賞を獲得し、日本人オーダーのみでは史上初の2時間1分台(59秒)達成に貢献した。ただし、同期には1500m、3000m、5000mで高校新を樹立した大エースの佐藤圭汰(現・駒大)がおり、目立つ存在ではなかった。

宮本自身も「彼(佐藤)は異次元」とそのすごさを間近で見てきての率直な感想を口にし、その上で「彼の活躍は刺激になっています。トラックでは敵わないですが、ロードでは勝負できるように自分もがんばっていきたい」と意気込む。

「小さい頃からあこがれの舞台だった」という箱根駅伝に向けては、「往路で走りたい気持ちはあります。年明けに100%の状態に持って行けるようにし、どこの区間でも区間7位以内で走りたいです」とし、2年目にして初挑戦となる箱根路への思いを口にした。

◇10000m記録挑戦競技会(11月19日/東京・国立競技場) 関東学連主催の10000m記録挑戦競技会が11月19日、国立競技場で行われ、男子10組は神奈川大の2年生・宮本陽叶が29分13秒12で組1着となった。 10月中旬の箱根駅伝予選会が終わってからは体調を崩し、まともに練習ができない時期があったこともあり、自己ベスト28分48秒63を持つ宮本にとっては物足りないタイム。「不完全燃焼ですが、現状確認ができたのでプラスに捉えたいと思います」とレース後は淡々と言葉を口にした。 京都・洛南高時代は主力として活躍し、3年時には全国高校駅伝4区で区間賞を獲得し、日本人オーダーのみでは史上初の2時間1分台(59秒)達成に貢献した。ただし、同期には1500m、3000m、5000mで高校新を樹立した大エースの佐藤圭汰(現・駒大)がおり、目立つ存在ではなかった。 宮本自身も「彼(佐藤)は異次元」とそのすごさを間近で見てきての率直な感想を口にし、その上で「彼の活躍は刺激になっています。トラックでは敵わないですが、ロードでは勝負できるように自分もがんばっていきたい」と意気込む。 「小さい頃からあこがれの舞台だった」という箱根駅伝に向けては、「往路で走りたい気持ちはあります。年明けに100%の状態に持って行けるようにし、どこの区間でも区間7位以内で走りたいです」とし、2年目にして初挑戦となる箱根路への思いを口にした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.18

甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

12月7日に熊本県甲佐町役場前をスタート・フィニッシュとする第50回熊本甲佐10マイルロードレースのエントリー選手が11月18日、発表された。 招待選手は既に発表されていたが、9月の東京世界選手権マラソンで11位に入った […]

NEWS 国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top