2023.11.09
東北高校駅伝は11月9日 山形県長井市のながい黒獅子ハーフマラソンコースで行われ、女子(5区間21.0975km)は青森山田(青森)が1時間9分53秒で2連覇を遂げた。また、1時間14分22秒で6位の盛岡誠桜(岩手)が全国高校駅伝(12月24日/京都)の地区代表として、2年ぶり16回目の都大路出場権を獲得。男子(7区間42.195km)は、仙台育英(宮城)が2時間6分44秒で5年連続優勝を果たした。
女子の青森山田は、1区こそトップから27秒遅れの9位発進となったが、2区の山﨑姫由(2年)が区間賞で一気にトップへ。3区、4区も首位を守り、アンカーに入ったインターハイ3000m3位のルーシー・ドゥータ(2年)が5区(5km)を15分51秒で駆け抜け、区間賞で締めくくった。
全国大会地区代表争いは終盤の逆転劇の末に、盛岡誠桜が勝ち取った。4区終了時で、宮城2位の聖和学園、福島2位の日大東北に先行される展開だったが、9位でタスキを受けたアンカーの岡田愛里(3年)が快走。聖和学園、日大東北を含む3チームを抜いて、フィニッシュした。
男子の仙台育英は6位スタートから、2区の鈴木大翔(1年)が2位に浮上。3区の杉浦蒼太(3年)が首位に立つと、4区の近江亮(1年)がさらにリードを拡大し、最後までトップを快走した。終わってみれば、2区から6区まで区間賞を獲得。5区(3km)に入った台湾からの留学生・簡子傑(1年)が、区間タイの8分33秒で走破した。
49秒差の2位は青森山田(青森)。7区(5km)ジェームス・カルリ(1年)が、14分15秒の区間新記録をマークした。また、同区間では帝京安積(福島)の谷中晴(3年)も、従来の区間記録(14分26秒)を上回る14分17秒で走っている。
全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場。地区代表は、地区高校駅伝で都道府県大会1位校を除いた最上位校となる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.27
-
2025.12.27
-
2025.12.26
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.27
立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]
2025.12.27
箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]
2025.12.27
村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮
男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
