HOME 駅伝

2023.11.04

前回2位の國學院大・前田康弘監督「駒大にチャレンジしたい」大学の先輩・藤田敦史監督との対戦に「感慨深い」/全日本大学駅伝
前回2位の國學院大・前田康弘監督「駒大にチャレンジしたい」大学の先輩・藤田敦史監督との対戦に「感慨深い」/全日本大学駅伝

2023年全日本大学駅伝の前日会見に臨む國學院大の前田康弘監督

11月5日に開催される全日本大学駅伝の前日会見が愛知県名古屋市内で行われ、駒大、國學院大、青学大、順大、創価大、中大の指揮官が出席した。

前回大会で過去最高の2位と躍進した國學院大の前田康弘監督は「昨年初めて表彰台に上がりましたので、今回は(3連覇中の)駒澤大学にチャレンジ、『ストップ・駒澤』の一番手として臨みたい」と意気込みを語った。

出雲駅伝では4位に終わったものの、「出雲の時は疲労や故障があって急ピッチで仕上げることになった。今回は出雲の時よりは状態が良いです」と、チームの仕上がりに自信を持つ。

終盤の長距離区間には3年連続で「7区・平林清澄(3年)、8区・伊地知賢造(4年)」を登録。「前半ももちろん大事ですが、(全体の35%を占める)終盤の2区間をポイントに置いています。中盤以降は暑さとの戦いになると思うので、信頼の置ける平林と伊地知を配置しました」とオーダーの意図を口にした。

補欠には5000mとハーフマラソンの國學院大記録を持つ山本歩夢(3年)、前回5区区間賞の青木瑠郁(2年)を置いているが、明言は避けながらも「中盤での変更はある」と表現した。

ライバルに挙げる駒大の指揮官は、自身が駒大在籍時の1学年先輩にあたる藤田敦史監督。「私にとってはあこがれの存在。今度は指導者として戦えることは感慨深いです」としながらも、「チャレンジしていきたい」と、対抗心を燃やしていた。

11月5日に開催される全日本大学駅伝の前日会見が愛知県名古屋市内で行われ、駒大、國學院大、青学大、順大、創価大、中大の指揮官が出席した。 前回大会で過去最高の2位と躍進した國學院大の前田康弘監督は「昨年初めて表彰台に上がりましたので、今回は(3連覇中の)駒澤大学にチャレンジ、『ストップ・駒澤』の一番手として臨みたい」と意気込みを語った。 出雲駅伝では4位に終わったものの、「出雲の時は疲労や故障があって急ピッチで仕上げることになった。今回は出雲の時よりは状態が良いです」と、チームの仕上がりに自信を持つ。 終盤の長距離区間には3年連続で「7区・平林清澄(3年)、8区・伊地知賢造(4年)」を登録。「前半ももちろん大事ですが、(全体の35%を占める)終盤の2区間をポイントに置いています。中盤以降は暑さとの戦いになると思うので、信頼の置ける平林と伊地知を配置しました」とオーダーの意図を口にした。 補欠には5000mとハーフマラソンの國學院大記録を持つ山本歩夢(3年)、前回5区区間賞の青木瑠郁(2年)を置いているが、明言は避けながらも「中盤での変更はある」と表現した。 ライバルに挙げる駒大の指揮官は、自身が駒大在籍時の1学年先輩にあたる藤田敦史監督。「私にとってはあこがれの存在。今度は指導者として戦えることは感慨深いです」としながらも、「チャレンジしていきたい」と、対抗心を燃やしていた。

第55回全日本大学駅伝 出場校一覧をチェック!

出場校 ■シード校(前回上位8校) 駒澤大学   28大会連続30回目 青山学院大学 11大会連続13回目 順天堂大学  7大会連続28回目 國學院大學  9大会連続11回目 創価大学   2大会連続2回目 早稲田大学  17大会連続29回目 東洋大学   16大会連続31回目 中央大学   3大会連続30回目 ■各地区代表校 <北海道> 札幌学院大学  6大会連続30回目 <東北> 東北学院大学  13大会ぶり17回目 <関東> 城西大学    3大会ぶり10回目 大東文化大学  2大会連続44回目 東海大学    10大会連続36回目 東京国際大学  5大会連続5回目 東京農業大学  14大会ぶり20回目 帝京大学    2大会ぶり15回目 国士舘大学   7大会ぶり12回目 <北信越> 新潟大学    2年連続14回目 <東海> 名古屋大学   11年ぶり16回目 <関西> 大阪経済大学 3大会連続25回目 関西学院大学 5大会連続13回目 立命館大学  23大会連続35回目 関西大学   7大会ぶり13回目 <中国四国> 環太平洋大学 3大会連続4回目 <九州> 鹿児島大学 39大会ぶり9回目 <オープン> 日本学連選抜チーム 東海学連選抜チーム ■秩父宮賜杯 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会 11月5日 熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前  8区間 106.8km

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.07.27

女子走幅跳日本記録保持者・秦澄美鈴 目標は決勝進出「自己ベストを狙っていきたい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 女子走幅跳に出場する秦澄美鈴(住友電工)は「緊張しています」と言いながらも「シーズン初めに比べて調子が上がってい […]

NEWS 混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

2024.07.27

混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 男女混合競歩リレー代表の川野将虎(旭化成)は前回の東京大会に続くオリンピック。「前回から3年間。一つの集大成」と […]

NEWS 北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

2024.07.27

北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

100年ぶりにフランス・パリを舞台に五輪が開幕した。陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。開幕に合わせて日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表の意気込みコメントを発表した。 2大会連続出場で女子主将を務め […]

NEWS 中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

2024.07.27

中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

7月26日、中大多摩キャンパス競技場で「Summer Night Run Festival in CHUO」が行われ、男子3000mで岡田開成(中大1)が7分55秒41とU20歴代4位のタイムをマークした。 同大会はこれ […]

NEWS 実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定

2024.07.26

実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定

7月26日、朝日放送グループホールディングスは大阪・関西万博開催を記念して実業団と大学生のトップチームがタスキをつなぐ駅伝「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」の大会概要を発表した。 この大 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年8月号 (7月12日発売)

2024年8月号 (7月12日発売)

W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド

page top