HOME 国内

2023.11.03

400mHレジェンドの為末大氏FC今治高校体育講師に就任「新たな学びの場づくりに貢献できるように」推薦入試の面接官も務める
400mHレジェンドの為末大氏FC今治高校体育講師に就任「新たな学びの場づくりに貢献できるように」推薦入試の面接官も務める

為末大氏(2020年撮影)

学校法人今治明徳学園の「FC今治高校 里山校」は、体育講師に男子400mハードル元日本代表の為末大氏らが就任することを発表した。

サッカーJ3・FC今治が本格的に学校運営に参画。同チーム会長でサッカー元日本代表監督の岡田武史氏が学園長を務め、2024年4月に開校し、「世界の歴史を動かすキャプテンシップを持った人財『ヒストリック・キャプテン』を輩出するための教育に挑戦する」という。

広告の下にコンテンツが続きます

体育講師を務める為末氏は男子400mハードル日本記録保持者で、2001年エドモントン世界選手権では短距離種目で日本初メダルとなる3位。2005年ヘルシンキ世界選手権でも再び銅メダルを獲得している。オリンピックにも3大会(2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京)で代表入り。2012年に現役引退後は、さまざまな分野で活動している。為末氏は2023年11月に実施する1期生の推薦入試の面接官も務めることが決まっている。

為末氏のほか、女子テニス界のレジェンド・伊達公子さんや、アーティスティックスイミング元日本代表の杉山美紗さん、現役アスリートも体育講師を務めるという。さまざまなジャンルのレジェンド/トップアスリートによる授業は毎月1回程度実施予定。定期的な講義を通して人材育成につなげていく。

為末氏は「新たな学びの場づくりに貢献できるよう、精一杯つとめます」とコメントしている。

学校法人今治明徳学園の「FC今治高校 里山校」は、体育講師に男子400mハードル元日本代表の為末大氏らが就任することを発表した。 サッカーJ3・FC今治が本格的に学校運営に参画。同チーム会長でサッカー元日本代表監督の岡田武史氏が学園長を務め、2024年4月に開校し、「世界の歴史を動かすキャプテンシップを持った人財『ヒストリック・キャプテン』を輩出するための教育に挑戦する」という。 体育講師を務める為末氏は男子400mハードル日本記録保持者で、2001年エドモントン世界選手権では短距離種目で日本初メダルとなる3位。2005年ヘルシンキ世界選手権でも再び銅メダルを獲得している。オリンピックにも3大会(2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京)で代表入り。2012年に現役引退後は、さまざまな分野で活動している。為末氏は2023年11月に実施する1期生の推薦入試の面接官も務めることが決まっている。 為末氏のほか、女子テニス界のレジェンド・伊達公子さんや、アーティスティックスイミング元日本代表の杉山美紗さん、現役アスリートも体育講師を務めるという。さまざまなジャンルのレジェンド/トップアスリートによる授業は毎月1回程度実施予定。定期的な講義を通して人材育成につなげていく。 為末氏は「新たな学びの場づくりに貢献できるよう、精一杯つとめます」とコメントしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top