HOME 国内

2023.10.21

佐藤早也伽が世界陸上以来のレース5000m15分34秒00「目標クリアできた」パリ五輪へ「挑戦したい」/MDC
佐藤早也伽が世界陸上以来のレース5000m15分34秒00「目標クリアできた」パリ五輪へ「挑戦したい」/MDC

5000mに出場した佐藤早也伽

◇Middle Distance Circuit(10月20、21日/東京・駒沢陸上競技場)2日目

日本グランプリシリーズG3のMiddle Distance Circuitの2日目に行われたノングランプリ女子5000mに佐藤早也伽(積水化学)が出場し、15分34秒00をマークしてトップだった。

ブダペスト世界選手権のマラソンで2時間31分57秒の20位だった佐藤。出場資格を得ていたパリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオン(MGC)を棄権し、今回が世界選手権以降で初レースとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

「今回は駅伝に向けて15分40秒という目標を決めていたのでクリアできて良かったです」とホッとした様子を見せる。

MGCの棄権について、「(世界選手権の)は負担も大きかったのですが、今の状態で出ても勝負にならない」と決断した経緯を明かす。世界選手権後は2、3週間ほど休養して練習を再開。「悔しい思いをしたのですが、気持ちを切り替えてやってこられました」と語る。

もちろん、パリ五輪マラソン代表の残り1枠へ意欲を示す佐藤。MGCは沿道でも観戦し、「駆け引きやパリ五輪に対する思いが感じられて感動しました」と刺激を受けた。日本代表を経験したからこそ、「弱い部分やペースメーカー不在のレースへの対応など課題が見えました」と言い、ファイナルチャレンジに向けて「ちゃんと挑戦していきたい」としっかりと見据えていた。

広告の下にコンテンツが続きます

この後は駅伝に向かい、「クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)ではちゃんとチームを引っ張っていく存在になりたい」と笑顔を見せた。

◇Middle Distance Circuit(10月20、21日/東京・駒沢陸上競技場)2日目 日本グランプリシリーズG3のMiddle Distance Circuitの2日目に行われたノングランプリ女子5000mに佐藤早也伽(積水化学)が出場し、15分34秒00をマークしてトップだった。 ブダペスト世界選手権のマラソンで2時間31分57秒の20位だった佐藤。出場資格を得ていたパリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオン(MGC)を棄権し、今回が世界選手権以降で初レースとなった。 「今回は駅伝に向けて15分40秒という目標を決めていたのでクリアできて良かったです」とホッとした様子を見せる。 MGCの棄権について、「(世界選手権の)は負担も大きかったのですが、今の状態で出ても勝負にならない」と決断した経緯を明かす。世界選手権後は2、3週間ほど休養して練習を再開。「悔しい思いをしたのですが、気持ちを切り替えてやってこられました」と語る。 もちろん、パリ五輪マラソン代表の残り1枠へ意欲を示す佐藤。MGCは沿道でも観戦し、「駆け引きやパリ五輪に対する思いが感じられて感動しました」と刺激を受けた。日本代表を経験したからこそ、「弱い部分やペースメーカー不在のレースへの対応など課題が見えました」と言い、ファイナルチャレンジに向けて「ちゃんと挑戦していきたい」としっかりと見据えていた。 この後は駅伝に向かい、「クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)ではちゃんとチームを引っ張っていく存在になりたい」と笑顔を見せた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.19

「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!

日本テレビは来年、池井戸潤さん原作『俺たちの箱根駅伝』の連続ドラマ放送が決定したと発表した。 「半沢直樹」「下町ロケット」など人間ドラマを描く作家・池井戸さんによる『俺たちの箱根駅伝』は21年から23年まて『週刊文春』で […]

NEWS バレガが貫禄のV 日本人トップは大迫傑の6位「暑い中でしっかり走れた」/レガシーハーフ

2025.10.19

バレガが貫禄のV 日本人トップは大迫傑の6位「暑い中でしっかり走れた」/レガシーハーフ

◇東京レガシーハーフマラソン2025(10月18日/国立競技場発着:21.0975km) 東京レガシーハーフマラソンの男子エリートの部が行われ、セレモン・バレガ(エチオピア)が1時間1分22秒(速報値)で優勝した。 日差 […]

NEWS 法大は本戦に17秒届かず 落選校最速タイムも「この17秒は近いようで遠い」/箱根駅伝予選会

2025.10.19

法大は本戦に17秒届かず 落選校最速タイムも「この17秒は近いようで遠い」/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過を果たした。法大は […]

NEWS 東海大は2年ぶりの本戦へ 前回途中棄権のロホマンもリベンジ「満足せずにやっていく」/箱根駅伝予選会

2025.10.19

東海大は2年ぶりの本戦へ 前回途中棄権のロホマンもリベンジ「満足せずにやっていく」/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分33秒で総合トップを占め、3年連続2 […]

NEWS 最後の1枠に滑り込んだ立教大 「ここで抱いた思いをいかに持続するか」 前回トップ通過/箱根駅伝予選会

2025.10.19

最後の1枠に滑り込んだ立教大 「ここで抱いた思いをいかに持続するか」 前回トップ通過/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分33秒で総合トップを占め、3年連続2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top